心ひとつに、いのちとくらし守れ

 12回目を迎えた「いのちとくらしを守れ!北海道総決起集会」。岸田政権の大軍拡・大増税とくらし破壊を許さない、熱い思いを交流しあいました。アピールパレードには小室まさのり道議予定候補(札幌北区)も合流し、今日は気温も高く雪解けが進んだ札幌中心街を訴えてまわりました。日本共産党を代表して私が、集会での連帯あいさつをおこないました。

 「準備していた支援物資が、すぐになくなった。連携を強めて困っている人を救いたい」(青年ユニオン)、「税務相談さえつぶそうとしても、はね返してきた歴史がある」(札幌東部民商)、「ぎりぎりの生活、これ以上どこを削れと言うのでしょう」(白石区生活と健康を守る会)、「宣伝をしていると『これでは生活できない』と声をかけられる」(年金者組合江別支部)、「このままでは金のある人しか介護を受けられない国になる」(勤医協福祉会)。

 お1人お1人のスピーチに集中し、終われば大きな拍手。オンラインも含め250名もの方が、こんな政治を変えなければと心ひとつになったのではないでしょうか。「国民・道民本位の予算や政策、政治が求められます‥‥間近に迫った統一地方選挙で、市民と野党の共同で、憲法に基づいたいのちとくらしを守る政治を作りましょう」とのアピールも、満場の拍手で承認されました。

 集会の記念講演は「大阪維新政治を斬る!」と題し、オンラインにて大阪府知事予定候補・たつみコータロー元参議院議員がズバリと話してくださいました。新自由主義の政治には未来がないと、あらためて痛感です。その後のアピールパレードの終着地点では、ちょうど山口たかさんらが自民党道連前で抗議のスタンディング中。思わず連帯、エールの交換ともなりました。

 先だって、聾唖者のみなさんがつくるポプラ後援会のつどいに、平岡だいすけ市議予定候補(札幌東区)と参加しました。手話を交えたコミュニケーションを通して、やっぱり「手話は言語」だと実感。道内では手話通訳者の育成が大きな課題だけに、軍事費よりも社会保障優先にですよねと訴えました。

 「年金が300円減らされた。軍事力を支えることにつながるなんて許せない」「物価高騰で生活も商売も大変。消費税減税こそ」との身近な問題ともに、ウクライナ侵略にかかわって「ウクライナの人と交流してきたが、攻撃されることを覚悟してか『さよなら』とのメールがあった」との言葉は胸に響きました。手話九条の会では、プーチン氏あての抗議メッセージ運動に取り組んできたとのことでした。

 4月の統一地方選は、本当に大事な選挙になるのだと痛感です。いちばん身近な自治体で住民の味方となってがんばり、平和の課題はじめ岸田政権に厳しく立ち向かう日本共産党を増やしてほしいと、さらに訴えていきたい。

 【今日の句】雪解けにあわせ 政治も春よ来い 

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畠山和也
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