オカリナ演奏から始まった札幌北区「女性のつどい」で、道議・小室まさのり、市議は長屋いずみ・加藤のぼるの3議席実現を!と訴え。予定候補3人からの心や力を込めた決意表明に大きな拍手が送られ、笑顔あふれる会となりました。
小室さんは「1議席の重み」を強調。党道議団の実績とともに、日本共産党ならではの議会質問の迫力も紹介しました。平和への熱い思い、若い世代が安心して働けるようにとの情熱がひしひし伝わりました。
長屋さんは、市民の方を向いていない秋元市政を厳しく告発し、除排雪など身近な要求にこたえる活動をしていきたいと強調。加藤さんは市議団の実績に触れて、「長屋さんとの北区2議席となれば、もっと大きな仕事ができる」と支援を呼びかけました。
ステージには、「大軍拡NO」「物価高騰を何とかして」など要求が書かれた桜型シールがビッシリ貼られた3つの模造木がありました。「3人の事務所に、1つずつ飾ってもらいます」との開会あいさつ。要求とともに応援と後押しの言葉もあって、みんなでたたかう選挙にしようとの思いが強まりました。
多くの関連団体が賛同して、実行委員会形式で開かれた「マイノリティへのヘイトスピーチをゆるさない 『人である人』集まろう 政府・杉田水脈議員に対する抗議集会」にも参加しました。会場内の写真は、報道各社や限られた方のみでしたので、チラシの写真を掲載しておきます。
「人である人」というのは、アイヌ語では aynu neno an aynu と言います。自民党・杉田氏がブログでアイヌ民族や在日コリアンの女性たちへ侮辱・差別の投稿をしていたことが判明し、多くの批判を前に総務政務官を更迭されたのが昨年12月。今日も「ことは杉田氏だけのことではない」との発言があり、このような差別を許さない社会にしない決意からの集会なのです。
杉田氏が触れていた国連女性会議に参加し続けてきたアイヌ女性からは、厳しく「まさに複合差別の象徴と言える発言」との声があがりました。アイヌ民族であることと、女性ということとが重なっての複合差別。杉田氏は「一般人の時の発言」と述べてましたが、本人の思想の反映であることは間違いありません。言葉遣いもひどく、とても許されない。
「アイヌのことを、国が上から決めるのがおかしい。アイヌのことはアイヌで決めさせてほしい」「歴史を学ぶことが大事。杉田氏は、自分が何も知らないことを発言したものではないか」「今も声に出せず1人で泣いているアイヌがいる。北海道や全国の仲間でつながろう」との発言に、胸が熱くなりました。私のルーツは和人ですが、「人である人」として、いっしょに力をあわせていきたい。
その後に駆けつけた札幌駅前での「反戦行進0225」は、最後の全員写真にて合流。見渡す限り、私が年配3人目くらいかなという世代の反戦行動でした。若い世代が明るく元気に、自分たちらしく発信している姿が本当にまぶしい。後片付けに少しだけ参加して、私もがんばろうとの思いを新たにしました。
【今日の句】まだ自分 成長途上と つくづくと