誇りの腕章

 朝の街頭宣伝後、札幌市清田区で街頭宣伝や「語るつどい」。吉岡ひろ子市議も、いっしょに訴えられました。宣伝は選挙さながらに「そうだ」の合いの手も入り、控えめにガッツポーズをつくって通り過ぎていく方も。うれしいですね。

 関心が高かったのが物価高騰のこと、とりわけ電気料金の値上げについてでした。なにしろ北海道は全国一高い電気料金で、くらしの厳しさを痛感させられっぱなし。思いきって消費税減税に踏み出すべき時です。

 高い電気料金は、動かない泊原発を維持するがため。前にも書きましたが、原発を動かしたとしても電気料金が下がる保証はありません。省エネ・再エネの道にきりかえて、原発ゼロと電気料金値上げストップを両立させようと訴えました。

 そういえばと思い、比例は政党名を書いて投票する選挙制度であることも話しました。駆けつけてくださった方とのグータッチのなかでも、「今度は共産党って書いてもらわなきゃね」との言葉も。地方選で候補名を書いて投票したばかりなので、急いで広げたいですね。

 「語るつどい」では、国政とともに札幌市政への要望も次々。子ども医療費や学校給食費の無料化が、他から比べて遅れていると話題になりました。こういう時に市議会議員がいることの重みを痛感します。

 「赤旗の集金に行ったら、次々と相談が寄せられた。誰に相談したらいいかわからなくて、集金を待っていてくれたそうです」との話も。災害支援や生活相談など、清田区では日本共産党の姿が見えて頼られていることがわかりました。

 清田区では胆振東部地震の際に、液状化による地盤沈下で広く住宅被害がありました。その時、お困りごとを聞いてまわったのが吉岡市議(当時は候補)と党支部のみなさん。身分がわかるようにと日本共産党の腕章をつけて、1軒1軒をまわったのです。

 要望を聞いては使える制度の案内のチラシを届け、吉岡さんも国や札幌市への要請に奔走しました。被災された方との心の距離も縮まっていき、党員さんが「日本共産党の腕章を誇りに思う」と言ったことが今も忘れられません。

 だからこそ地域・職場・学園に、多くの党員がいることが大事。世直しは、各地のすみずみから。参加された方に入党の呼びかけをして、決意はまたの機会となりましたが、あらためて日本共産党の存在意義を確認しあえる機会になったと思います。

 あいさつまわりでも「どうして岸田政権が原発にこだわるのか理解できない」など、不満や批判の声。くらしや経済でも身のまわりの具体的なところを見れば、行きづまりははっきりしているからです。

 こういう時には野党も問われます。悪政には厳しく立ち向かうとともに、どう打開していくのかを政策でも共闘でも示せるように。揺るがない日本共産党が伸びてこそ、野党の力も強くなります。明日もがんばりたい。

 【今日の句】世直しは 身近なとこで すみずみで

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畠山和也
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