声をあげなければ

 今日は札幌市北区を中心に街頭演説や訪問、夜は全道業者後援会の決起集会へ。消費税廃止北区各界連絡会の宣伝では、次から次へと署名に立ち止まる方が相次いで、「声をあげなければ」との思いがひしひしと伝わってきました。総裁選を通しての自民党への期待は、広がっていません。

 今日は国際的に取り組む「世界気候アクション」の日でもあり、党道委員会勤務員支部で街頭宣伝に取り組みました。私がマイクを握り、党の「2030戦略」の中身を紹介。

 洞爺湖サミットの時から日本共産党国会議員団は欧州に調査にも行き、それ以来の蓄積があります。付け焼刃でつくった「2030戦略」ではなく、同時に引き続き多くの方と語り合って豊かな内容にしていければと思うのです。まずは、あまりに低い日本政府の目標を引き上げるためにも政権交代が必要だと訴えました。今が政治の出番です。

 消費税廃止各界連絡会の宣伝は、道団体と北区との2ヶ所で。私から消費税減税は野党の共通政策となったことを紹介して、「実現の条件と可能性はあります。声こそ力。ぜひとも署名を」と呼びかけました。手をあげて応えてくださった方もいて、とても心強い。

 コロナ禍で、くらしも商売も見通しがたたないという方がいます。世界では60を超える国・地域で日本の消費税に該当する税の減税を進めているのに、とことん日本政府は背を向けています。

 総裁選で世論の流れは変えられると自民党が思っているのなら、それは大きな間違い。それだけ国民は苦しんでいるし、怒ってもいる。宣伝後に話となったという女性は3人の子どもを育てるシングルマザーで、消費税負担の重さを切々と語っていたと、後で教えてもらいました。「こども庁」など組織をつくるより前に、既存制度の拡充で子育て世帯を支えるべきではないのか。

 全道業者後援会の決起集会も熱を帯びました。「自民党総裁選には、もううんざり。コロナ対策こそ取り組んでほしい」「どの業者にもコロナ禍の影響が出ている。政権交代しないと消費税減税もできないし、インボイスも中止できない」「署名を国会へ持って行っても自民党は門前払い。何としても比例議席を取って、はたやまさんに届けたい」など、各地の後援会から熱いメッセージもいただきました。今度の総選挙は、いのちとともに商売がかかった選挙。食堂の息子として、その切迫さは痛いほど伝わってくるのです。

 「今度の選挙は誰に入れたらいい、と知人が聞きに来た。いつも私が言いに行っていたのに、こんなことは初めて」と総選挙への関心の高まりや、「公明党は2人、3人と来てるのに共産党からは来ていないよ、と言われた」とのつばぜり合いの話も。業者だからこそ対面で話せるかが大事だと、あらためて納得です。私もできる限り顔を出しますが、広い北海道だけに後援会のみなさんの力を借りないと比例議席に手は届かない。最後は「団結がんばろう」で、あらためて心ひとつにと力を込めました。

 【今日の句】このままで いいはずないと 広がる輪

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畠山和也
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