今年も「介護に笑顔を!北海道連絡会」スピーチ&パレードに参加しました。明日11月11日は「介護の日」なのです。
風が強かった昨年に負けないくらい、冷たい風に吹かれながらも札幌駅前での集会には介護職員や利用者さん、一般参加も含めて100人にも膨れ上がりました。年々、切実さが増していることを肌で感じます。いったい安倍政権は、何をしてるのか。
介護報酬が上がらない、職員を確保できないなどで、北海道だけでも年間100を超える事業所が閉鎖に追い込まれているとのこと。そのうえ軽度者外しやケアプラン有料化、利用料も増やすとなれば、お金のない方は介護を受けられないことになります。それなら何のための介護保険なのか!
夜勤明けの職員も、これから夜勤に向かうという職員も、同じような思いを持って参加されていました。場の「空気」がピリッとしているのです。介護福祉士の方は「その人の生活や人生の質を守り抜くための専門職。子どもたちに誇れる仕事です」とスピーチされました。熱い思いが伝わってきました。
このような思いに、現場はさせられているのです。安倍首相は「介護離職をなくしていく」と述べておきながら、誰もが安心して介護を受けられる状況をつくるべきなのに、まったく反対のことをしてるじゃないか。今日も安倍政権への厳しい声があがりました。
やっぱり安倍首相は見ているところが違うんです。介護福祉の現場で働くことの誇りも、きっとわからないでしょう。もはや「介護離職をなくしていく」などとの言葉も、聞かれなくなりました。スピーチの中身も、しっかり国政に反映させていかねばと責任を痛感です。
パレードは市民からも注目を集めていました。参加していた子どもたちも、どこか楽しそう。「介護に笑顔を」というスローガンが、そういう思いを広げているんでしょうね。実行委員会から提供していただいた全体写真からも、その雰囲気が伝わるでしょうか。テレビのニュースでも放映されました。
今日は他にも民青道委員会の班代表者会議でのあいさつ、札幌東区伏古地域でのつどいなどにまわりました。若い人たちのエネルギーって、やっぱりうらやましい。負けずにがんばりますね。
【今日の句】長生きを 喜べてこそ いい国だ