電力業界と紐づけでは改革できない

 今日は登別市・室蘭市へ。思いがけない暑さに見舞われながら、街頭演説や「語るつどい」にまわりました。まだ6月だというのに夏バテとならないよう、しっかり食べて休んでがんばります。

 登別市では佐々木久美子市議、室蘭市では常盤井茂樹・渡辺房代の両市議が同行してくださいました。登別の金澤則男市議は議会で質問があり会えませんでしたが、党議地方員がいることで各地の状況を詳しく知ることができます。室蘭市・高砂地域でのベンゼン漏出についても、補償や原因解明の現状を常盤井市議から教えてもらいました。

 街頭演説では写真のような横断幕まで準備いただき、今度こそ議席回復をとの思いも強まります。近くの店から店主さんが出てきての握手や、客待ちのタクシー運転手さんへあいさつにまわると窓を開けての激励があり、本当にありがたい。訴えにも力が入りました。

 「語るつどい」では、電気料金の値上げに不満や疑問が次々。「わが子の世帯がオール電化のため、月10万円を超えてると話してた」「調べたら10年前から比べて3〜4倍。こんなに値上がりしてる商品があるか」のほか、泊原発の維持費に11年間で6748億円が費やされたことに「1年あたり600億円ならエスコンフィールドを毎年建てられる」との意見も。身近なことだけに切実なのです。

 昨日、北海道電力の株主総会が開かれました。泊原発の再稼働はコストがかかりすぎるしリスクもあると、廃炉を求める提案があったものの否決。経営を圧迫し続け、再稼働の見通しも持てない原発に固執することでいいのでしょうか。再生可能エネルギーなど北海道の可能性を、北電はみすみす取りこぼしているとも思います。

 原発や石炭火力発電から再生可能エネルギーへの切り替えと一体に、電気料金値下げへと拓きたい。電力業界から政治献金を受けたりパーティー券を買ってもらうなど、恩恵を受けている紐づけの党にエネルギー改革はできません。日本共産党が伸びてこそ変えられると、くりかえし私も訴えていきます。明日は函館市をまわります。

 【今日の句】核のゴミ 未来にツケを まわすのか
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畠山和也
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