働く世代に余裕を、賃上げを

 今日は札幌市北区へ。札幌も陽射しがひりひりするほどの連日の真夏日ですが、地元党員さんと歩くと新たな出会いもあり、元気が湧いてきます。入党は仕事や介護の忙しさが落ち着いたら、という方も。しんぶん赤旗の読者さんも増えました。

 どの方も岸田政権に怒っていて、「こんなに軍事費ばかり増やして、どうする気なの」「テレビを見て文句ばかり言っている」と不満が次々。じわじわとガソリン価格が上がっていることも話題になり、今から冬の灯油代が心配だという声に応えなければと痛感です。

 歩いていると、あるマンションでは夏祭りの準備中。コロナ禍で中止していたものを再開したとのことですが、入居者の高齢化にともない準備・運営の負担が重く、今年で最後になるといいます。地域の結びつきが弱まるのは残念ですが、入居している現役世代は仕事も忙しく難しいという現実に胸が痛みます。

 朝のラジオ体操から始まり、このような夏祭りなど、子どもたちにとって夏休みは地域での活動や「出番」が増えたものでした。私の子ども時代も「地域全体での子育て」という雰囲気があった気がします。働く世代も、今より時間の余裕があったのかもしれません。

 しかし今は働く時間も様々で、共働きのうえ長時間勤務という家庭も少なくありません。北海道は夏休みが短い分、子どもたちの宿題も減らしてあげられたらな、という個人的な思いもあります。子どもたちを放ったらかしにしないで、向き合える夏休みにするためにも、働く世代に余裕ある社会をとがんばりたい。

 夕方には、道労連の最低賃金引き上げデモパレードに参加。日中からの行動が続いたこともあり途中で抜けさせてもらいましたが、若い世代を先頭にした元気なアピールに、大通公園でビアガーデンを楽しんでいる方からの声援や激励が寄せられていました。

 世界にくらべて安い賃金の日本で、大企業ばかりが内部留保を増やしているという理不尽な現実を変えましょう。賃金があがれば消費も増えるし、経済へも波及します。この点でも働く世代と結びつきあって、いっしょに政治を動かしたい。

 【今日の句】夏の夜は もっと涼しい はずなのに

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畠山和也
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