権利としてのスポーツの発展を

 今月20日に「東京大会から札幌冬季五輪を考える集会」を開きます。札幌市が各地でオープンハウスや説明会を進めているなか、党道委員会として開催するものです。

 まわりの方にもお知らせいただき、ご参加ください。札幌市以外の方も大歓迎です。

 先日は道新主催のフォーラムが開かれ、この集会の翌日には青年会議所主催で秋元市長も参加するシンポが開かれるなど、機運醸成の再起動がはかられています。大事な集会になります。

 集会には畔上三和子都議に来ていただき、東京大会の課題や問題点などが報告されます。今日はZOOMにて打合せ。経費増加や開催都市契約、いわゆるスポーツレガシーについてなど、札幌での関心に合うテーマも準備していただいています。

 汚職まみれの東京大会から、何を教訓にするのかも大事な点。日本共産党は、五輪憲章のもとで健全な形での発展を望んでいます。スポーツを楽しむことは権利だし、人間の可能性を追求するアスリートを応援しています。

 だからこそ、利権にまみれた商業主義の五輪開催にメスを入れるのは当然です。加えて開催都市への重い負担や、住民の合意が不十分なままの開催でいいのでしょうか。札幌での招致は、このような五輪精神の根本からが問われていると思うのです。

 五輪は経済のためでなく、権利としてのスポーツの発展のため。オープンハウスの展示など見ても、そのような観点がはっきりしません(写真は今日の厚別区会場のもの)。

 札幌市は五輪を契機にスポーツ施設の整備やバリアフリー化が進むとしていますが、そもそも町づくりの一環として進めればいいのではないでしょうか。重ねてですが、スポーツを楽しむことは権利だからです。

 何より物価高で市民生活が苦しいなか、五輪招致よりくらし支援をとの世論は大きい。五輪に賛成だけど、いま札幌市として招致に力を入れる時なのかと思う方もいるでしょう。

 20日の集会は畔上都議とともに、党市議団からの報告もあります。私も参加します。会場の関係もあり長くは取れませんが、参加者からの発言の時間も予定しています。

 ぜひ、お知り合いにも声をかけていただき、足をお運びください。

 【今日の句】スポーツを 利権まみれに 誰がした

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畠山和也
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