民主主義が生きる札幌市に

 札幌のことは札幌市民が決めようーー「札幌オリパラ招致の是非は市民が決める・住民投票を求める会」に私も賛同・協力します。ぜひリンク先をご覧いただき、ご協力をよろしくお願いします。

 日本共産党としては4月の地方選で、2つの点から冬季五輪招致はやめるよう訴えてきました。①招致とあわせた大型開発より、いのち・くらしを優先した市政を、②招致反対の世論が広がるもとで、市民の声に背いた招致はしないことーーです。

 党として招致は反対ですが、②のように民主主義が生きる札幌市にするという点で、会の取り組みに協力することを先月20日の「冬季五輪を考える集会」でも表明しています。

 今回の住民投票を求める直接請求は、市民1人ひとりが、まさに主権者としての取り組みです。賛成の人も反対の人も、「札幌のことは札幌市民で決めよう」という土台で一致できるはずですから、どんどん広げられる内容です。

 札幌市は補正予算に、市民への意向調査費を盛り込まない方針と報じられました。この間の市民説明会やオープンハウスでも、反対や疑問の声が多数になっているようです。市民が五輪やスポーツを嫌いだからでなく、物価高や除排雪など市民生活での切実な願いを優先してほしい、ということではないのでしょうか。

 日本共産党も、五輪憲章にもとづく健全な五輪とスポーツの発展を望んでいます。スポーツは権利ですし、市民が使いやすい施設や利用料設定などは大いに進めるべきです。利権まみれの五輪を大元から改革することは、いまや国際的な要請だとも思います。

 市民の声が反映される札幌市へと、あらためて「会」のホームページをご覧ください。

 【今日の句】意向なら 住民投票 実施して

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畠山和也
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