そもそも消費税は不公平な税金

 昨日からインボイス制度が始まりました。今日の消費税廃止各界連絡会の宣伝でフリーランスの方が「困っています」と署名されていて、当事者にとって不安なことと思います。民商などが、今からでもインボイス廃止へと署名に取り組んでいますので、ご協力ください(こちら)。

 消費税の複数税率をやめ、減税に踏み出すことこそ抜本的解決策。そこには手を触れず、インボイス導入で消費税増税の地ならしを進めるのでは、との疑念も根強い。経済界からは、くりかえし消費税増税が要望されています。

 何度も書いてきましたが、消費税は不公平な税金です。中小零細業者や自営業者などにとって、いかに価格を抑えるかを常に迫られます。消費税分は自腹を切り、価格を据え置くという事業者は少なくないのでは。

 中小零細業者や自営業者は、地域経済や町のにぎわいで大切な部分を担っています。大企業は撤退できても、地元に貢献している業者は歯を食いしばってがんばり続けています。消費税そのものを根本から問い直すことも、今こそ必要ではないのでしょうか。

 そもそも消費税は、社会保障のためが理由とされてきました。実際は、法人税減税などで減った税収の穴埋め分に相当しています。岸田首相が「異次元の少子化対策」をすると言っても期待が広がらないのは、結局は国民負担を増やすのではと誰もが感じているからではないのか。

 後援会のみなさんが医療をテーマにした「つどい」を開いていただき、政治不信が根深いと痛感もしました。詳しくは明日に書きます。

 【今日の句】庶民から 搾る知恵なら よく浮かび

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畠山和也
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