22日が投開票日の釧路町議選挙。日本共産党の3議席(中田おさむ・佐藤昭平・中家はる子)を今度も必ずと、応援に駆けつけました。昨日までの東京と違って風が冷たい釧路町でしたが、3候補とも元気いっぱい。私も力を込めて応援しました。
私より若くして、私より政治経験が長い中田おさむ候補。6期24年も町議を務め、議会運営委員長という重責も担いました。会派を問わず信頼されてこそ、なのです。党町議団の大黒柱としても欠かせない議席です。2年前の赤潮被害で受けた深刻な被害をしっかり調査し、国や道へ反映させるなど、その行動力は折り紙付き。もっと住みやすい釧路町にとデマンドバス実施をと訴えると、団地から出て演説を聞いてくれる方の姿も。釧路町の未来を考えても、引き続き議会にとって必要な中田候補です。
佐藤昭平候補は長く医療現場で働き、町民の命と健康を守る仕事をライフワークとしてきました。大型台風によって別保地域などが水害に見舞われた10年前、後片付けや調査に奔走し、防災無線が聞こえなかった課題を取り上げて個別受信機の設置に結びつけたのでした。4期目をめざすにあたって、介護の充実をと訴えた佐藤候補。「事業者まかせにしないで、町が家賃補助などで職員確保を積極的に」と、力を込めました。現場重視の佐藤候補の論戦力が引き続き発揮されるようと、私も訴えました。
中家はる子候補は、かつて横浜市議を務めた経験も生かして1期目からの大活躍。住民から要望の強かった津波避難タワー設置を実現し、あたたかくも力強い、くらしに密着した訴えには共感が広がっています。5年前に中家候補が補欠選挙に立候補したとき、子どもの医療費無料化は小学校入学前までにとどまっていました。その後、中学校卒業までに拡充され、今年8月からは高校卒業まで広がっています。その力となってきたのが中家候補でした。
3人それぞれの持ち味が発揮され、党3議席で豊かな実績を積み上げています。先の子ども医療費無料化だけでなく、就学援助は生徒会費・クラブ活動費やPTA会費まで拡充、福祉灯油の支給量も増えました。限定実施されている学校給食費無償化も、今度は恒久措置にと住民のみなさんと取り組んでいます。
岸田政権が物価高騰へ無為無策のときに、地方自治体が住民生活を支える砦になり、議会でその促進の力になっているのが日本共産党です。あわせて、おおもとにある国政の問題点を3候補とも強調して、地方から国政を変えようとの訴えも。住民にとって、これほど頼れる3議席はありません。
とはいえ選挙は、最後まで何が起こるかわかりません。少数激戦のなか3人とも再選へ、釧路町に知人・友人のいる方は、ぜひ支持をお広げください。
【今日の句】地方から 希望をひらく 3議席