また農家を泣かすのか
「こんな税金の使い方はおかしいので、徹底的に追及してください」と事務所へ電話がありました。ちょうどテレビでは「桜を見る会」のニュース。これを見ていたのかと納得です。次々と明らかになる事実を前にすれば、やっぱり黙っていられない。
推薦者名簿をとりまとめたとされる内閣府では、紙の記録を5月7日にシュレッダーで破棄した理由として「順番で(シュレッダーが)この日になったから」だとか。もはや笑うしかない言い訳を考えさせられているかもしれない職員を思うと、本当に安倍政権のもとでのモラル崩壊は深刻としか言いようがない。
この疑惑とともに国会では、一方的譲歩ばかりの日米貿易協定や、学校での変形時間労働制導入の審議が進められています。今日は農村で活動している党員のみなさんの会議にも参加して、この間の状況の確認と活動方針を意思統一。大きな農家だけ残ればいいと言わんばかりの農政と、安い農産物輸入を当然視する安倍政権のもと、どれだけの農家が不安を抱えていることか。
農水省の調査によれば、2019年での農業経営体数は118万あまりに減っています。なかでも家族経営体は5年間で14.4%も減り続け、これでは地域を維持することもできません。水田には洪水防止などの多面的機能があるわけですが、そのような点から見ても地域が脆弱になってしまうのです。
食料自給率も、わずかに37%(カロリーベース)の日本。生きることの土台が脆い現状を多くの方に知ってもらいたいと、国会でも活動してきたつもりでした。しかし、まだまだ。第一次産業が中心の北海道だけに、こだわって活動しなければと再確認しました。
【今日の句】米国と 支援者ばかり 目が向いて