国民よりも業界利益か

 今日は幕別町・芽室町へ。政権支持率が1割台となった世論調査もあり、内閣の顔ぶれを変えても不信や不満はぬぐえません。「安倍政治の破たんだね」との声や、「そもそも自民党は(カネの問題で)昔から変わっていない」との声もありました。

 岸田首相が本気で政治改革をするというのなら、パーティー券を含む企業・団体献金の禁止へと踏み込むべき。しかし、昨日の記者会見でも具体的な中身は聞かれませんでした。これまでも「政治とカネ」の問題では、どこかに抜け穴がつくられてもきました。

 企業側からすれば善意でパーティー券購入のお金を出すわけではなく、何らかの見返りや関係維持を期待してのものになります。形を変えた企業献金であって、利権もからむ「政治とカネ」の問題は法律で禁ずるのが一番です。

 今日はマイナ保険証についての意見も相次ぎました。「そもそもマイナカードは任意のはずなのに、紙の保険証を廃止したら強制になる」「河野大臣の『イデオロギー的に反対する人はいつまでも不安』という発言は、問答無用という恐ろしい態度と感じた」と、疑問や怒りが尽きません。

 紙の保険証廃止は世論調査で反対が多数なのに、それをイデオロギーの問題というのは見当違いどころか敵視・悪意さえ感じます。医療機関でも機械の導入や維持への負担、慣れない患者への対応など直面している問題があるのに、それらを切り捨てるような強行を許していいのか。今の紙の保険証に、何の不都合があるというのでしょう。

 マイナ保険証の導入は、関係業界にとっては新たな市場となります。期限を区切って実行をと、経済団体からの要請もありました。自民党は国民のことより業界の利益優先かと、多くの方が気づいています。こういうことも重なった、政権支持率の低下ではないのでしょうか。

 幕別町は議会の合間を縫って中橋友子・野原惠子・酒井はやみの各町議が参加され、お2人が入党してくださり嬉しい限り。芽室町では私の公式LINEでつながっている方から、あたたかい激励もいただきました。励みに明日もがんばります。

 【今日の句】変えるなら 大臣よりも 政権を

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畠山和也
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