岸田首相は国民の不満をわかっていない

 朝の定例宣伝を終えて、今日は小樽市へ。「いつも応援してるよ」とのあたたかい激励や、せっかく来たのだからと「しんぶん赤旗」を再講読してくださる方もいて本当にありがたい。雪の坂道を踏みしめながら歩いていく党員さんの、粘り強さにも励まされた1日でした。

 官房長官を務めた松野氏はじめ、安倍派の幹部が相次いで任意での事情聴取を受けました。政治不信が極まるなか、岸田首相は経団連の会合で陳謝したとか。党内に改革組織をつくるようですが、真相解明へのイニシアチブを発揮する姿勢は見られません。これだけの大問題なのに他人事のようです。

 「自分たちだけ荒稼ぎして国民には増税だなんて、もっと国民も怒らなきゃ」「インボイスが始まって経理が大変になった。政府は(税金を)取ることばっかり考えてる」「憲法9条があるのに武器まで輸出するって、どういうこと」など、行く先々で堰を切ったように岸田政権への不満が出されます。

 岸田首相は、国民が何に怒っているか、わかっていないのではないか。みずから国会で「コストカット型の30年」による結果だと言っていたにもかかわらず、賃上げや社会保障拡充への具体策はなく、国民の多数が反対している軍拡増税や紙の健康保険証廃止などを強引に進めようとしています。国民の声など聞いていない、との不満が積もっているのです。

 昨日24日は、消費税法案が採決された日。初めは3%だった消費税も3倍化し、さらに物価高騰で生活も商売も苦しさを増しています。今こそ消費税減税へ、大企業や富裕層ばかりが潤う税金の仕組みを変えれば、財源はつくれます。大元から変えましょう。私も議席回復へ、明日もがんばりたい。

 【今日の句】この腐敗 もっとみんなで 怒らなきゃ

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畠山和也
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