こんな開き直りを許せるか

 能登地震の救援こそ急いでほしいのに、予定より早めたのは辺野古の新基地建設だなんて。県民に「あきらめろ」とばかりに、何度も民意を無視してきた強行は許せません。工事中止と、こんな自民党政治を早く変えなければと北海道でも連帯して訴えていきます。

 「多くの県民は反対の民意を明確に示している。そのことを軽んじていては、日米安保体制にも大きな影響が及び続ける」(玉城デニー知事)、「能登半島地震で被災者が大変な状況の中、この工事は海にお金を投入するようなもの」(辺野古商工会・許田理事)などの声を、岸田首相はどう受け止めるのか。

 総工費は9300億円とされ、実際はさらに増えることでしょう。軟弱地盤に7万本以上の杭を打つということも、本当に現実的なのか。岸田首相は「普天間基地の固定化を避ける」とくり返すけど、全面返還の保障はどこにあるのでしょう。米軍基地の強化は新たな緊張をアジアにもたらし、攻撃の対象ともなってしまいます。

 支持率が1~2割台になり、国民的不信が突きつけられている岸田政権が工事強行とは、開き直りも甚だしい。3月の訪米を前にした手土産と言うのなら、重ねて許しがたい。工事中止の世論を広げるために、力を尽くします。

 今日は、公務職場における非正規雇用などの実態について懇談。会計年度任用職員・期間業務職員の現状など、早く改善しなければと痛感です。災害支援では最前線に立つ公務労働者の身分が不安定で、どうして総力を発揮した対応ができるでしょう。しっかり国政へ反映していきたい。

 【今日の句】見てるのは 国民よりも 米国か

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畠山和也
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