大元から変える党の議席を

 昨日、衆院道11区(十勝管内)に佐藤耕平・元中札内村議が立候補すると表明しました。私も心ひとつに、今度こそ比例議席の回復へと全力を尽くします。自民党に日本の未来を任せられないし、大元から変える日本共産党の議席を増やしてほしいと訴えていきます。

 耕平さんには、私が初めて立候補した2007年・参院選で、選挙期間中に秘書を務めていただきました。その後は苦労を重ねながら地方議員を務めた、心やさしく熱き思いをもった政治家です。今回の立候補表明を、心から嬉しく思います。

 これで北海道での小選挙区予定候補は5人となりました(3区・伊藤りち子、6区・おぎう和敏、8区・本間勝美、9区・たつの広志)。全選挙区への擁立が原則ですが、共闘の対話を閉ざしているわけではありません。しかし、共闘の大義や共通政策などなしに「候補の一本化」では、有権者から「数合わせ」と見透かされてしまいます。

 これまで「市民と野党の共闘」は、確かな成果をあげてきました。同時に、共闘への攻撃には、野党が力をあわせて反撃することが必要だとも痛感してきました。共闘の大義や、魅力ある政策・政治の姿を堂々と示すことが大事です。

 あわせて日本共産党が伸びることこそ、共闘の再構築につながると訴えたい。私を含めて21議席・野党第2党へ躍進した2014年、ずばり切り込む質問などで党は大きな存在感を発揮しました。その日本共産党が「市民と野党の共闘」へ舵を切ったことは、政権側には間違いなく脅威になったと思います。

 裏金事件で自民党が国民的信頼を失っている今、自民党政治を終わらせる世論と国民運動の高まりが、共闘を前へ進める力になるはず。市民の声の高まりは、政治を変える何よりの力だからです。草の根での国民的大運動を広げるために、私も力を尽くしたい。

 今日は道原水協が中心になっての「6・9行動」。日本政府が核兵器禁止条約の批准をと署名を呼びかけました。嶋田千津子事務局長は、小樽港へ米艦船が入港したことに触れて、日本に核兵器を持ち込ませないことも強調しました。

 足を止めた学生に話を聞くと、ちょうど大学で平和に関する講義を受けて、実際に運動している方から話を聞いてみたかったとのこと。中学生のときに、地元の日本共産党議員と話したことがあったといいます。大学の講義など終わったので、母の故郷の石川県にも行きたいとのことでした。

 こうして結びつき、世論を広げてきたからこそ、核兵器禁止条約も発効につながりました。私もしっかり声をあげていきます。

 【今日の句】情熱と やさしき心 十勝から
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畠山和也
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