今日は帯広市・音更町へ。佐藤耕平・道11区予定候補と、街頭宣伝や地域での懇談にまわりました。もやもやがMaxだったという方から「まわりにも広げますから」との激励も、本当にありがたかったです。
地域をまわるなかで、お会いした方は96歳。足取りもしっかりされていて、凛と「私は女学校で戦争の時代を過ごした。もう戦争はしてほしくない」と語られました。今の自民党政治を危惧されているといいます。40代の方からは、「まわりを見ても、政治が変わることをあきらめている人が多い」。お仕事に行くという予定の時間を超えても語り合えたのは、どうすれば社会が変わるかを知りたいから。少しでも納得してもらえていたら、嬉しいです。
冒頭の「もやもやMax」という方も、同じような思いを抱えていました。原発・エネルギーや平和と外交など、どうしても演説では短い時間に限られるテーマも、じっくり語り合うなかで、もやもやも少しは晴れたようでした。地域での対話と、その積み重ねの大事さも確認しあいました。市民と野党の共闘も、市民の声が高まって実現につながったものでした。共闘を立て直すためにも、日本共産党の躍進が必要です。
そんな思いを込めて、街頭宣伝でも訴え。「いよいよ選挙か」というような顔で、行き交う車からのぞき込む方が多かったのも特徴的でした。
日本共産党の勢いを、さらに街頭から示していきたい。音更町・石垣加奈子町議が街頭宣伝の司会を務め、重堂聡町議も駆けつけてくださいました。夜は志位議長の「欧州歴訪報告会」を、じっくり聞きました。私が特に聞き入ったのは、左翼・進歩諸党との会談部分。極右勢力の台頭や排外主義、軍事同盟拡大という情勢のなかで、勇気ある活動が欧州で続けられているのです。
政治活動だけでなく、ドイツ左翼党は数ヶ月で約8000人が入党し、その多くが青年・女性という、欧州の諸党が組織的前進をしていることも驚きです。赤旗で報道されて読んでいたものの、リアルな報告を聞いて唸るばかりでした。
欧州で非同盟をめざすとともに、アジアでの軍事ブロック化への危惧や、相手から沖縄との連帯が示されたことも驚きでした。激動のフランスでは新人民戦線の団結とともに、極右勢力を包囲する国民運動を重視しているとの内容も学ばされるものでした。
他にもベルリン国際平和会議、「共産主義と自由」など理論交流、欧州の「社会的ルール」についてなど、あっという間に時間が過ぎるほどの濃密な報告でした。これだけの理論と実践の国際交流をしている党が、他にあるでしょうか。これだけの交流と連帯が真剣に、かつ厚みと展望を持ってできたのは、日本共産党の歴史と草の根の活動を欧州諸党も知っていたから。志位さんの実感を込めた、その強調に胸を熱くしました。私たちの活動は、こんなに世界と結びついています。
日本共産党の躍進は、国内でも国際的にも大きな意義があると身が引き締まりました。がんばらなくては。ぜひ、日本共産党YouTubeチャンネルから、お聞きください。
【今日の句】満月のように 明るく照らせれば