同年代として、わかりあえること

 今日は函館市で、本間かつみ・道8区予定候補と街頭宣伝や子育て世代などとの「語るつどい」へ。党函館市議団(紺谷克孝・市戸ゆたか・富山悦子)もいっしょに、元気をもらった1日になりました。

 寒風が吹きすさぶなかでの街頭宣伝には党員・後援会員さんも駆けつけてくださり、本当にありがたい。行き交う車から手を振る方の姿もあり、特に自民党の裏金事件への怒りが大きいと肌で実感します。

 函館への観光客数はコロナ禍前に戻ってきても、市民の購買力は戻っていないとのこと。物価高に見合った賃上げや年金底上げがないのですから、くらしも地域経済も良くならないのは当然です。自民党政治のゆきづまりは、いわゆる地方都市にこそ顕著に現れています。

 本間さんは能登半島地震にも触れて、大間原発の建設・稼働は中止をと訴えました。本間さん自身も先日、札幌高裁での弁論に立たれています。力を込めた「故郷・函館を守るためにがんばりたい」との決意に、大きな拍手が寄せられました。

 夜は子育て世代・若い世代との「語るつどい」。年齢も職種も違うし抱えてる悩みや苦労も違うけど、根っこの問題は同じだと共感・納得しあう、私にとっても学び多き時間でした。

 「働き始めの手取りは月12〜13万円。介護職員の給与が低すぎます」「大学生の学費に数十万円、70代の親も認知症で施設入所のため貯金を取り崩しました」「奨学金の返済中ですが、函館市の支援策は対象外。どうにかしてほしい」

 「特別支援学校もいっぱい、定数も減らされて入れない。親から虐待されている子もいると聞く」「母子家庭で、自閉症の下の子など3人の娘を育てています。通学定期など身のまわりの負担が重いのです」‥‥など数多くの実態を、胸を痛めながら聞きました。

 若い世代がくらせない日本、子育てしにくい日本、ケアへの支援が少ない日本。こんな国に誰がしたのか。「金のある人に優しく、国民には冷たい政治なのかと怒っています」との言葉に、参加者みんながうなづいていたことが全てだと思います。

 「野党が政権を取っても、立て直すのに何年もかかったら『やっぱり野党でもダメだ』とならないか心配です」との話もありました。そこまで行き詰まった日本だし、もしかしたら解決は次世代ということも確かにあるかもしれません。

 しかし、今ある制度も以前に声をあげた方がいたから実現できたもの。目の前の解決と次世代につないでいく課題もあると、多くの方とわかりあえれば必ず社会は良くなるはず。同世代の私からも、自分の経験も交えて話をさせてもらいました。

 明日は知内町議選挙の告示日。応援へと走ります。

 【今日の句】裏金はみんな 責任逃れだな

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畠山和也
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