宮内しおり・道2区予定候補と朝の定例宣伝から始まり、消費税廃止各界連や北の鉄路存続を求める会の宣伝へ。消費税導入から35年や、昨日で根室本線の一部廃線など、住みにくくなっていく日本と北海道でいいのかと訴えました。
「消費税は、どう使っているのかねぇ」。各界連の宣伝中、通りがかりの方が独り言のようにつぶやきました。消費税収は35年で539兆円、その一方で法人3税は減収318兆円、所得税・住民税は減収295兆円。消費税は福祉に使われたのでなく、大企業や富裕層の減税の穴埋めにまわったというのが真実では。昨年12月の「与党税制改正大綱」でも、企業には内部留保と現預金が積みあがっていき、「法人税改革は意図した成果を上げてこなかった」と認めました。過剰な内部留保や利益に課税して、民主的な税制に切りかえるときではないのでしょうか。「今こそ消費税減税」は国民多数の声だし、中小零細や自営業者・フリーランスのみなさんはインボイス廃止をあきらめていません。
一昨日の「経済シンポ」で、税務署による強権的な取り立て・差し押さえの実態の発言がありました。開店中に職員が入り、客がいるのにレジを開けて金を数えだしたといいます。悪質な滞納でなく、きちんと払うがために店を開いているのに、そこまで業者を追いつめるのかと腹立たしくなりました。まじめな業者よりも、裏金議員の脱税疑惑にこそ税務調査に入るべきではないのか。配達中の業者さんから、「もう共産党にがんばってもらうしかないよ。がんばって」との激励もいただきました。庶民は額に汗して働いても物価高で生活・商売が苦しいのに、自民党は濡れ手に粟の荒稼ぎかと、そのデタラメさに立腹されていました。その怒りの声を、比例議席の回復へと結んでいきたい。
北の鉄路存続を求める会の宣伝も、根室本線(富良野-新得間)の廃線があったこともあり、注目を集めました。長大路線の赤字部分だけを取り出して廃線にするとは、考え方からしておかしい。そもそも台風被害の復旧に手をつけなかったことが、何よりおかしい。始めから「切り捨てありき」だったのではないのか。「根室本線の復活を考える会」へと変更した、新得町・佐野周二さんからのスピーチなどもありました。鉄路があれば、観光や輸送などでの大きな可能性も残されたはず。鉄路の維持は沿線自治体の財政規模ではできないのですから、国が役割を発揮すべきです。上下分離や公共交通基金の創設など、これまでの枠を超えた対策を急げと求めていきたい。
すべての労働争議の解決めざす「いちの日」行動も、元気におこなわれました。今日から労働条件明示のルール変更や、運送業などで時間外労働の上限規制が始まりました。しかし働く現場では、まだまだ不当な実態が残されています。ヤマト運輸における、配達担当者の大規模リストラもその1つ。個人事業主だから労使関係はなく、契約を終えただけだとヤマト運輸側は労組の団交にも応じていません。
しかし配達担当者なしでは成り立たないし、配達時間も管理されるなど労使関係にあたるのではないか。ユニフォーム着用も義務づけられていました。相談が寄せられた建交労でのたたかいに、連帯の拍手が寄せられました。
くらしも仕事も、地域の安心も。私もがんばりたい。
【今日の句】国会は ウソなど今日も 許さずに