真に子どものための学校に

 今日は札幌市北区へ。今日も猛暑日の札幌だけに、話題は「学校に冷房設備を」「地球温暖化をどうにかしなきゃ」と尽きません。子どもたちも高齢者も、みんな大事な命。ここでも政治の責任が問われています。

 すぐに設置できないのなら、臨時休校・短縮授業などのような柔軟な対応を。コロナ禍でできたことは、今だってできないことはないはず。本州くらいに夏休み期間を延長することもできるのです。

 冬休みが長い分だけ、夏休みが短い北海道。そもそもは、授業時数がほぼ強制的に定められていることも問題で、それがカリキュラムの柔軟性を奪っているのです。

 教育環境の整備という時には、施設などハード面と教育内容というソフト面があります。涼しい環境をつくっても、厳しい詰め込みに子どもたちが音をあげるのでは意味がありません。

 コロナ禍でクラスを半分に分けて授業となったときに、ふだんは忙しそうな先生にも余裕ができて、わからないことを先生に聞けたという子どもたちの声がありました。今の教育環境の貧困の象徴だと思いました。

 どの子どもたちにも豊かな教育を保障するのなら、これまでの教育環境を根本から見直すことも必要です。矛盾が重なる教育現場ゆえ、教員不足も起きるのではないのでしょうか。

 語るつどいでは岸田政権への不満が次々。「戦争反対を貫く共産党を、若い頃から応援してきた」と話される、戦争を経験した90代の方の言葉も重い。何としても議席回復をとの思いを強めた1日でした。

 【今日の句】先生や子どもに 無理を重ねすぎ

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畠山和也
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