日本共産党小樽地区委員会が主催で、7月13日に「原発・核ごみ問題シンポジウム」を開きます。今日は寿都町で住民のみなさんと懇談し、黒松内町・島牧村にはシンポの案内にとまわりました。黒松内町では岩沢史朗町議が同席くださいました。寿都町では、幸坂順子前町議が3月に福島県・楢葉町での「核兵器廃絶を求める原発被災地集会」に行ったことから、その報告会に私もゲストとして参加させていただきました。幸坂さんの福島訪問は2018年以来で、あらためて原発事故の重大さが伝わる話でした。町長選候補として大奮闘された越前谷由樹町議や、広く住民の方々が来てくださり、私も久しぶりにお会いできて嬉しい。何より幸坂さんへの信頼の厚さが伝わります。寿都町では24日から町主催で核ごみについての「勉強会」が開かれる予定で、概要調査の住民投票も見据えた動きかとの懸念もあります。鈴木知事の反対姿勢も「今の段階では」であって心配だ、との発言もありました。政府が金の力で調査を誘導し、住民の間の分断や他自治体との連携・信頼の妨げになった「文献調査」。今度は玄海町で始まりましたが、科学的特性マップで多くが不適地とされる町で、なぜ調査が認められるのか。多額のお金も使われるのに、です。原発依存を続ければ、延々と核ごみ問題がつきまといます。どこかに犠牲や分断を押しつけ続けることになります。寿都町だけの問題でなく、この発電方法をやめようと道民・国民の問題として受け止め、政府へ迫っていきたい。概要調査に進むには知事の同意も必要なのですから、まさに全道的課題。国策で進めてきた原発ですから、核ごみを押しつける理不尽さを何より国会でただしたい。議席回復をと、決意も新たにしました。【今日の句】理不尽を なぜに地方へ 押しつける