こうやって要望を積み上げて

 党中央委員会が発行の「議会と自治体」5月号が届きました。各地からの新型コロナウイルス影響報告が掲載され、北海道は私が執筆しています。締め切りの関係から、今月初めという状況での執筆ですので、その分を頭に入れてお読みいただければ幸いです。

 地域・自治体の視点から「コロナショック」にどう立ち向かうを、京都橘大学教授・岡田知弘さんと島根大学名誉教授・保母武彦さんが執筆。医療・介護や労働、業者、農業の各分野からの現状や課題・要望、そして全国からの影響報告という内容です。一気に読み上げましたが、これほどまでに影響が広がっているのかと再認識です。

 先月末の時点でさえマスクや防護具、医療用ガウンや手袋が不足していたなか、2ヵ月近くも医療・介護従事者は負担と緊張のもとに置かれてきたことがわかります。各地で中小・零細業者、文化・芸能・スポーツ関係、学校・保育・学童保育で苦境が広がっています。声をあげるなかで前進してきた施策もあります。

 とはいえ、原稿を書いた今月初旬から見ても、必要な支援の具体化が遅れているという事実に愕然としました。医療支援は、ようやく軽症者を受け入れる別施設を確保できたり、休業補償だって先週に1人10万円などが具体的になってきたところ。その補正予算の審議もこれからです。

 あらためて日本共産党の提案「感染爆発、医療崩壊を止める緊急提案」を、お読みいただきたいです。各地・各分野の実態が反映されて、このような提案がつくられているからです。引き続き足らざるものは声と形にして、しっかり北海道からも反映させていきたいです。

 【今日の句】一文の 重み自覚し また現場
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畠山和也
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