農林漁業を国の基幹産業に

 「キャベツ小売り記録的高値」(「日本農業新聞」)など物価高は、わが家計も直撃し続けています。スーパーでは、値引きシールがある商品に目が行く毎日。物価上昇と景気後退が同時に進む、インフレ不況(スタグフレーション)危機です。

 日本農業新聞では、主な野菜・果実の取引価格も掲載されています。いくつか紹介すると(いずれも1kgあたり)、ダイコン147円(平年比169%)/ニンジン190円(同176%)/キャベツ162円(同195%)/ピーマン541円(同161%)/ジャガイモ244円(同144%)--となっています。

 農家にとっては肥料や生産資材の高騰で、このような価格でも苦しい経営という農家も多い。酪農・畜産にいたっては飼料代高騰が収まらず、経営の苦しさから離農・離脱も続いています。こんな日本に誰がしたのかと、本当に腹立たしい。

 気象庁は昨日、6~8月期の長期予報を発表しました。昨夏並みの猛暑の予想です。ラニーニャ現象の発生確率も高い。干ばつや病気に苦しめられた農家が多かった昨年同様に、生産への影響が心配されます。

 昨日も書きましたが、産業支援というなら農林漁業への支援を抜本的に強める時です。国の基幹産業として位置づけることを綱領で記している党として、くりかえし訴えていきたい。温暖な気候で食料生産に適している日本で食料自給率38%とは、自民党政治の失敗そのものではないのか。

 今日は会議の1日。どこを見ても行きづまっている自民党政治を代えて、多くの方の希望となるべく目標・政策を示すことの大事さを確認しました。

 【今日の句】自給さえ できない国に 誰がした
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畠山和也
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