五月晴れには平和憲法が似合う

 札幌は青空のもと総がかり集会とデモ・パレードがおこなわれました。紙智子参議院議員と参加し、安倍政権のもとでの改憲はさせない決意を交流しあいました。参加されたみなさんも本当に元気!

 上田文雄・元札幌市長はじめとしたリレースピーチのあとは、サウンドデモの隊列に私は参加。「戦争したがる総理はいらない」「憲法知らない政治家変えろ」など元気なコールに、街行く若いみなさんも手をあげてましたよ。

 天皇即位などの祝賀ムードを醸成して、安倍首相が「新しい時代に新しい憲法を」など言い出すのは必至。しかし平和憲法を壊す安倍政権を変えてこそ、新しい時代が開かれます。その変える力は、やっぱり市民と野党の共闘! 今日の集会とデモ・パレードを通じて、その思いを強くしました。

 党として宣伝もおこないました。写真は西区の地下鉄琴似駅周辺にて、田中啓介市議とともにマイクを握ったもの。駆けつけてくださった党員や支持者のみなさんの激励も力になりました。

 今日は、あらためて私の9条についての思いを訴えました。釧路で看護師をしていた女性の、空襲を受けた際の悲しい事実を紹介しました。空襲の混乱のなか、母親や赤ん坊を連れて防空壕に避難して夜が明けたとき、1人の母親が「子どもが死んだ」と叫んだそうです。

 抱いていた子どものことかと思ったら、その子は自分の子ではなかったのです。混乱のなか違う子を抱き、本当の自分の子は床で冷たくなっていたのを明るくなってから気づいたのでした。釧路の空襲は7月15日ですが、7月とはいえ釧路は冷える日もあるもの。その状況を想像するだけで胸が痛くなりますが、その女性が私に伝えたかったのは「戦争につながることは止めなければいけないよ」との言葉でした。

 戦争は、すぐには起きません。今の時代に起きるわけないと思っている方もいるかもしれません。しかし確実に、自衛隊が武力を持って海外へ出ていく法整備は進められてきています。安倍首相は、自衛隊募集のために名簿を出さない地方自治体の非協力さまで口にしました。こうやって、特に若者たちが戦闘に参加させられる道がつくられてきているのです。

 だから今、安倍政権の改憲を止めなければいけない。その強い意志を示すのが、今度の参議院選挙になります。各党・各議員・各候補が、今の憲法についての態度を明確にするべき選挙だと私は思っています。

 今日はまさしく五月晴れ。平和憲法の大事さを、さらに広げようと誓った1日でもありました。

 【今日の句】憲法を 知らない政治家 退場を 
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畠山和也
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