今日は予定候補と発表されてから初の札幌市北区入り。宣伝キャラバンにあわせ、戦争法廃止を訴える市民のみなさんとの行動にも参加しました。日が沈むにつれ冷え込んでいく、北海道らしい1日でした。
「活動地域が広がって大変だね」「体には気をつけてよ」とお気遣いをいただいたり、駆け寄って「応援してるから、がんばっての」との激励も。本当にありがたいです。安保法制=戦争法が成立して、来年9月には10年になります。若い人には記憶がないでしょうが、多くの方が国会前だけでなく全国で声を上げ「戦争反対」が大きなうねりとなったのでした。
安倍政権から菅・岸田・石破の各政権に進むもと、米軍と自衛隊の一体化は進み、軍事費も膨らみ続けています。
成立した補正予算では、軍事費に8268億円も計上されました。中身も4分の3は次年度以降の経費の前倒しだったり、辺野古新基地建設などの基地強化予算が含まれています。当初予算とあわせ、軍事費は9兆円を超えました。補正予算は、そもそも緊急を要する特別の事情があって計上するもの。これだけの軍事費を計上する理由にはならないし、能登の復旧・復興費の3倍以上にも及びます。復旧・復興の方こそ緊急です。
大学では、来年度の授業料値上げが迫っています。この値上げを止めるために1000億円をまわせ、と日本共産党は訴えてきました。やればできる金額です。
「年収の壁」解消や教育無償化を掲げ、与党と協議したうえで補正予算に賛成した党もあります。軍事費や大型開発などにメスを入れ、大企業や超富裕層への新たな課税などなしに、財源は出てこないはずです。その点も今日は訴えました。
何より、日本が戦争へと進む国にしてはならない。日本被団協のノーベル平和賞受賞が示したように、対話や外交による平和秩序を望む国や国民は多くいるはずです。
展望はあるし、広げていきたい。明日は茨城から東京へと向かいます。
【今日の句】この時期の 灯油の値上げ 厳しすぎ