医療関連費が1桁違う

 補正予算案の国会審議で、日本共産党は29日(水)9:10~衆院予算委で志位和夫委員長、30日(木)14:00~参院予算委で小池晃書記局長が質疑に立つ予定です。テレビ・ラジオなどで、ぜひお聞きください。

 給付金1人10万円など国民世論が反映した部分もありつつ、補正予算案の大きな問題は医療費関連の予算が少ないということ。PCR検査、医療体制、軽症者受け入れなどで1490億円ですが、昨日のNHK「日曜討論」でも「1桁違う」(田村智子政策委員長)など野党から指摘がされました。医療や業者支援など実効あるものにするため、5野党・会派は組み換え提案で一致もしています(24日)。今日の朝の宣伝でも紹介しました。

 PCR検査は、安倍首相も「1日2万件」をめざすとしたものの、24日は全国5259件にとどまっています。検査センターを設置するには医師や看護師・技術者、感染防護具が必要ですし、財政面も含めて十分な支援も必要になります。だからこそ補正予算案での裏付けが必要なのです。

 感染者を受け入れる病院では経費負担が増す一方で、他の患者を受け入れられないという事態になります。そうでない病院でも受診抑制が起きているため、どの医療機関を問わず経営が大変です。

 今日の報道では、医療従事者への偏見や中傷があることも報じられていました。これでは現場はやりきれない。献身的に奮闘している医師・看護師の肉体的・精神的負担が増すなかで、政治と社会が医療現場を支える立場に立たなければならないです。

 今こそ医療支援・検査体制づくりで抜本的拡充を!

 【今日の句】献身の現場 本気で支えなきゃ
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畠山和也
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