食料は公共財

 今日は雑誌「前衛」の企画で、農民連・藤原麻子事務局長との対談。私が現職だった時にも農民連のみなさんには、とてもお世話になったのです。対談の後に若干の交流もさせていただき、元気をいただきました。

 対談の中身は発行までお待ちいただきたいのですが、コメ政策の変化や酪農・畜産の苦境に始まり、自民党農政の破綻と打開の展望、世論と運動がつくってきた変化、農業分野でのジェンダー平等、地域の人口減少にいかに立ち向かうかなど、幅広いテーマで語り合いました。

 踏み込んだ話になったのは、公的な食料支援の強化について。食料の安定供給に、フードバンクやこども食堂、学校給食なども通じて取り組みたいとの話になりました。

 私が現職だったときは「安倍農政」「官邸農政」と言われ、農業にも新自由主義経済政策がドンドン押しつけられた時でした。コメ不足はじめ今の食料・農業をめぐる問題は、この帰結だと思うのです。

 それに立ち向かってきたのが農民連であり、TPP反対の活動のなかで市民の共同も広がりました。安保法制と同じく、市民のみなさんが国会前で波状的に声を上げたのを忘れることはありません。

 農村・漁村は課題も多いけど、踏ん張っている農家・漁師は多くいます。問題は国の姿勢。食料は公共財です。参院選に向けても訴え、国会で私も力を発揮したい。

 【今日の句】誰一人 食べられぬ人 ないように
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畠山和也
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