「こどもの日」を前に

 子どもたちも大きくなりましたが、久しぶりに家族とゆっくり過ごした1日。札幌市は天気も良く、開花した桜を眺めるのも楽しい日でもありました。小さな子どもたちが公園で遊んでいる姿も、ほっとするものです。

 総務省が発表した「こどもの人口」は、過去最小の1366万人。全人口に占める割合も、過去最低の11・1%となりました。人口4000万人以上の国では、韓国に次いで低くなっているとのこと。

 都道府県で言えば、割合が低い順に秋田県・青森県・北海道と並びます。積雪・寒冷という厳しい環境ではあるものの、農林漁業が盛んな地域での人口減少は深刻な課題です。

 子を産む・産まないは、1人ひとりが決めること。同時に、産み育てたいと思っていても経済的・社会的な理由で叶えられないことは、明らかに政治の責任です。

 わが身を振り返っても、子育て費用の負担が重すぎます。大学など高等教育費の高さや奨学金返済の重さを、どれだけ石破首相は心を痛めているでしょうか。経済的理由で学ぶことをあきらめた青年たちも、多くいるのです。

 仕事と子育てを両立しやすい日本になっているでしょうか。多くは女性がワンオペ状態で育児を強いられる、働き方・働かせ方も早く改善を。ジェンダー平等を本気で実現する、重大な課題です。

 郡部では産科・小児科医の確保に苦労しています。小中学校も高校も統廃合されています。農林漁業や地域社会を支えることと合わせ、どの町でも安心して子育てできる状況をつくらなければなりません。

 自民党政権のもとで打開できるなら、こうはなりませんでした。しっかり休みに力を蓄えて、私もがんばりたい。

 【今日の句】どの子にも 桜の春の ぬくもりを

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畠山和也
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