今日は北斗市・七飯町での街頭演説や、八雲町でのトーク集会では渡島・檜山管内の各自治体から駆けつけていただき本当にありがたい。宮内しおり道選挙区候補へ次々と期待の声もかかり、私にも「今度こそ国会へ」と激励もいただきました。
八雲町では今秋に町議選も控えます。佐藤智子・横田喜世志の両町議が、町民の願いを届けてきたことを私から紹介しました。噴火湾の養殖ホタテではザラボヤ被害、日本海側ではスケトウダラはじめ漁獲減少という苦難の声を聞いては、町議会でも国会でも反映してきました。
国立八雲病院が札幌や函館へ移転する問題で、看護師さんなどから切実な願いを何度もうかがいました。自分たちの働く環境だけでなく、長距離移送に患者などが耐えられるかと心配されていました。命と健康を第一にした訴えは、今も心に残っています。
新幹線の札幌延伸にともなうトンネル工事で、八雲町では基準値の130倍というヒ素混入土について、議会などへ1年も報告されないということも。厳しく追及してきたのが、日本共産党2人の町議でした。次から次へと町民に襲った苦難に向き合った2議席は、どうしても今後も必要です。
地方議員と国会議員が連携し、願いの実現にがんばるのが日本共産党。物価高対策やトランプ関税など国政の課題など、宮内さんと私から話した後には質問タイムも。国民の声の高まり、北朝鮮の拉致問題、党のSNS活用など質問や意見が寄せられました。
賃上げに対する中小零細業者への支援について、財源や制度も含めて詳しくとの要望もいただきました。大企業の内部留保に10兆円規模の課税をし、それを財源に社会保険料(税)負担を軽くするという基本的な考え方とともに、さらに具体性をもった提起の必要性は私も実感してきたことです。
賃上げの原資をつくるため税や保険料の軽減を進めつつ、継続的に引き上げていくためには、売上なども増えないといけません。町村部は地域経済にも限りがありますから、国が自治体と協力した、きめ細かい対策が必要です。
農商工連携の強化支援、農水産物や木材の地産地消、自治体がおこなう住宅や商店のリフォーム事業へ国の支援、官公需を増やすとともに分離・分割発注を進めること、水道事業はじめ公共インフラの整備ーーなど、あらゆることをしなければならないと思います。
つまりは、中小零細業者を地域経済の主役と位置づけることこそ。思い切って経済対策を切り替えて、大企業への支援策よりも、あまりに少ない中小企業予算を1兆円規模へ引き上げを。私自身の課題としても受け止めて、制度としてわかりやすく伝えられるように努力したい。
ところで北斗市の街頭演説には、函館にいる宮内さんの友人が駆けつけてくださいました。うれしいことですね。お2人の語り合う姿に、私も元気をいただきました。
【今日の句】この陽射し キャンプ日和と うずうずし