年末年始の楽しみは読書
今年お世話になった方のうち、歌集・詩集を紹介してくださる方が続きました。この時期にじっくり読んで、お礼の手紙を出しています。自分では語呂合わせに過ぎないようでも、このブログで句を載せているからでしょうか。
言葉の力はすごい、と読みながら感じます。時に言葉はナイフのように、時に包み込む毛布のように、心に飛び込んできます。わずかな字数・行数でも同じ世界観を共有することができます。絵文字やスタンプ隆盛の時代に、それに抗うつもりはないけれど、私は言葉にこだわりたい。そもそも政治家は、国会で絵文字やスタンプに頼れません。
小さいころから本を読むのが好きだった私(と両親は言っている)ですが、突き詰めると言葉の力や重みに関心があったのかもしれません。サルが人間へと変わったのは、道具を使えるようになり、言語を使えるようになったからこそ。言葉が荒れれば人として荒れる、というのが私の持論でもあります。
さて、事務所としても今日が仕事納め。党北海道委員会として「しんぶん赤旗」をお読みいただいた方は、今月はプラスとなりました。地域・職場・学園の党員のみなさんとコツコツ歩いてきた結果が反映されていると思うと、うれしくなります。地に足をつけた活動の大切さを、あらためて学んだ1年でした。
【今日の句】文は人なりと 自分に言い聞かせ