道内の党地方議員が集まり、道へまとまった要請を年に1回おこないます。昨日はそれとともにJR北海道と道防衛局への要請もあり、私も参加。切実な住民要求の実現に、粘り強く取り組む日本共産党の一員として、やりがいを感じる瞬間でもあります。
JR北海道には、西村雅人・釧路市議、永井桃・北広島市議、橋本美香・党札幌厚別区委員長とで要請。地方路線の維持・存続とともに、▼釧路駅周辺の高架事業の再検討、▼JR白石駅や新札幌駅へのホームドア設置、▼JR上野幌駅ホームの屋根設置やバリアフリー化-ーなどを求めました。
とりわけ上野幌駅は1日の乗降客数が3000人を超えていて、バリアフリー法のもとで改修が義務づけられる対象となる駅。同様の要請を何年も続けていますが、駅の構造を理由に「検討」との回答が続けられてきました。
今回は「エレベーター整備方法の検討」をすると、わずかですが前進ととれる回答はあったものの、人身事故の危険性や猛暑・暴風雪にさらされている現状を見れば、一刻も早い改修が必要です。くりかえし強調しました。
道防衛局には、太田秀子・札幌市議、吉谷徹・千歳市議、小林卓也・恵庭市議、西村雅人・釧路市議、数間景子・標津町議、宮内しおり・党道平和運動部長が参加。来月11日から予定されている日米共同演習「レゾリュート・ドラゴン」中止にしぼっての要請です。
実施規模が陸海空自衛隊で約12000人(北海道では4550人)、米海兵隊は約1900人(同250人)と、規模は過去最大。オスプレイの訓練も計画されています。日米で「戦争する国づくり」を進める一環であり、認めるわけにはいきません。
「人口密集地で事故が起きたらと、不安の声が大きい」(札幌)、「日常の訓練でも大きな騒音に、市民からは苦情の声」(恵庭)、「音に敏感な乳牛にとって影響が心配されている」(釧路)など、実態をもとに強く中止を迫りました。
地方防衛局では回答できないため、本省にしっかり伝えますと担当者。国会の力関係を見ても、やっぱり日本共産党の議席が伸びなければと痛感です。引き続き北海道で、粘り強く声をあげていきたい。
【今日の句】あらためて 地方議員の この力