みんな「2000万」に怒ってる

 今日は北見市から始まり佐呂間町・湧別町・遠軽町へ。湧別町で上湧別、遠軽町では丸瀬布でもマイクを握りました。どこでも話題は年金!

 昨日に国会中継があったこともあり、私が年金の話をし始めると注目が高まるのです。遠軽町では、わざわざ割烹着を着た方まで「年金の話が聞こえたから」と店の外まで出てくるくらい。それだけ「年金で足りないから2000万円の貯金が必要」との報告書に、不信や不満が広がっているんです。

 すでに日本共産党は先日、政策提案で「減らない年金の実現」「低年金者全員に月5000円を給付する底上げ」などを発表しています。税金の集め方や積立金も含めて財源はできる話をすると、ぐっと目を向けてくれます。北見市でも、スーパーの買い物かごをもって聞きに来てくれた方もいました。

 年金は足りないというのに、米国の戦闘機は買うなんて話があるか!との訴えにも、うなづく姿があります。年金が減らされたうえに、税や保険料の負担は増え、病院はたらいまわし、必要な介護サービスも受けられないとなれば、老後の不安は増すばかりです。そのたまったマグマが噴き出しそうな感じを受けました。

 そうなんです、もっと老後の安心に政府は責任を持て! 北見市での「つどい」では「息子から『施設に入っていいよ』と言われたときは、仕方ないけどショックもあった」という80代の女性の話もありました。だんだん行き場が狭められるような思いが、どうしても年とともに出るものです。それを政治の側で、さらに追いやるようなことをしてはいけない。日本は長寿を喜ぶ国ではなかったのか。

 宣伝や「つどい」の合間に、北見市ではJAきたみらいや「経済の伝書鳩」社にも表敬訪問。やっぱり北海道は農林漁業と中小企業を元気にしないといけないと、話を通じて実感しました。大企業に偏った経済政策を切り替えることも、参院選の大きな争点です。

 北見市では菊池豪一・熊谷裕・桜井由美子の各市議が足を運んでくださり、佐呂間町では但木早苗町議、湧別町と遠軽町では岩澤武征町議がいっしょに訴えてくれました。地元の議員さんと行動できるのは、地域の実態もよくわかるし本当に心強い。国政と地方政治をつなげて動かせるのは、日本共産党の強みと言えます。こういう力があることも、さらに多くの方へ広げたい。

 明日は紋別市からスタートし、枝幸町まで駆け抜けます。

 【今日の句】長生きを 喜ぶ国こそ 豊かだと
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畠山和也
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