懸命な現場の支援を早く

 7都府県を対象に緊急事態発言が発令される見込みです。措置の内容などが明確に説明されるとともに、いよいよ本格的な補償が必要です。すでに窮状が広がっているもとで、待ったなしです。

 北海道は対象外とはいえ、医療や介護・福祉の現場では「感染者を出さない」ための懸命な努力が続いています。対象の都府県はもとより、全国の命を守る最前線の現場を支える財政措置を望みます。米国からの武器爆買いや不要不急の大型開発なども、この際に見直すべきではないでしょうか。

 今日は北海道生活と健康を守る会への聞き取りに。誰もが安心して医療にかかれるように、国民健康保険は北見市のように短期保険証を資格証世帯へ届けるべき。岩見沢市では独自に傷病手当の対象ともしています。守る会としても道や市への要請もおこなってきました。

 障害者施設でも利用者の減少にともなう収入減少を国が補償しなければ、施設として成り立っていきません。こういう瀬戸際の状況が各地に広がっているなか、だからこそ補償を本格的におこなう必要があります。

 北海道腎臓病患者連絡協議会へも足を運びました。いま道内には16,000人ほどの透析患者がいますが、外出を自粛されても透析を受けに行かなければ命にかかわります。とはいえ外出となれば感染リスクも心配で、公共交通機関を使うことをためらったりしている例もうかがいました。まずはマスクや消毒液を供給してほしいとの訴えは切実です。

 道腎協としても情報を集め、HPを通じてなどの発信にも心を砕いているそうです。各分野・各団体などで自分たちに引き寄せて発信された情報は、一般的な政府広報よりも身近に感じて受け止められていると思います。もちろん政府広報も必要ですが、社会全体で情報を共有していくうえでは、このような団体の発信も欠かせないと実感しました。

 その役割は政党にも求められていると思います。定例の街頭宣伝でも党の考えや立場を伝えるとともに、必要な情報を整理して発信することに私も気をつけているつもりです。「しんぶん赤旗」でも、引き続き新型コロナウイルスに関して「Q&A形式」で報道する予定ですので、合わせてご覧いただければと思います。

 明日から上川町議選挙が始まるにあたり、今夜は旭川市に宿泊。駅に着いて、ずいぶん人出が少なくなっていると肌で実感しました。急いで補償を!

 【今日の句】窮状に 応える政治 待ったなし
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畠山和也
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