DV被害者の支えに

 今日も業者さんの融資相談を受けて、先の見える支援が必要だと痛感です。一方で朗報も。住民台帳の閲覧制限の延期措置について、総務省から前進回答の通知が出されました。

 これは今月17日のブログにも書いていた「女のスペース・おん」にて、実際に聞いてきた要望です。参議院議員・岩渕友事務所を通じて総務省へ問い合わせをおこなっていたおり、この課題は「認識している」と回答があったので前へ進むとは思ってましたが、一歩前進です。

 DV被害者などが被害を避けるため世帯分離して、その際の住民票で居場所が見つけられないようにと閲覧制限をすることができます。その手続きの延期が必要となるのですが、新型コロナウイルスの影響もあるし、役所に向かうところで見つかる恐れもあることから、当事者や関係団体から手続きの見直しが要望されていたのです。

 昨日に出された通知によれば、「‥‥当面の緊急措置として、市区町村の事務所への出頭を求めることなく、郵送等により申出書、本人確認書類の写し等を送付させ、本人確認を行うことで受け付けることとして差し支えないものとする」とあります。ただし、DV等支援措置の必要性を、警察や相談支援センター等に電話などで確認することにもなります。

 ちなみにDV被害者はもとより、ストーカー行為、児童虐待などでも同様の措置となります。さっそく「おん」へ連絡すると「このようなシステムを待ってました」と歓迎されました。これをコロナ禍の状況だけでなく、日常的に可能となるようにすることも今後の課題です。

 足らざることはあるとしても、ともかく1つでも前進できることを前進させる。明日の生活さえ心配している方がいるもとで、しっかり役割を果たさねばと思っています。

 【今日の句】次々と 必要なこと 声にして
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畠山和也
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