今こそ変化を届けたい

 日が経つにつれて、参院選の結果の重みが見えてきました。これは多くの方に伝えなければと暑さに負けず宣伝へ、政治を変える流れをさらに広げたい!

 写真は札幌南区で千葉尚子市議と。南区の党と後援会の「ごくろうさん会」前に、地下鉄真駒内駅前でマイクを握りました。笑顔で応える方や握手をされる方も次々、仕事の手を止めて聞いてくださっている方の姿もありました。

 選挙が終わった後だからこそ落ち着いて聞ける、という雰囲気がありました。今回の選挙結果をどう見たらいいのか、これから変わるのか変わらないのか、報道を見ている範囲ではわからないという方も多いと思うのです。

 だって報道は「自公で過半数確保」など、安倍政権が安定的に議席を確保したような見出しが目につきます。しかし、①改憲勢力は3分の2を割った、②1人区は野党統一候補で10勝をあげた、③自民党は9議席も減らし、単独過半数に届かず--という結果を見れば「自民党は敗北・野党全体で前進」というのが現実ではないのか。

 それを安倍首相は「民意を得た」と、まるで勝ったかのごとく強弁しているだけです。お得意のねじ曲げ・ごまかしと言うより、もはや事実を認めない末期的状況ではないでしょうか。強気のアナウンスで「政治は変わらない」と諦めさせようというのなら、そうはさせない草の根のアナウンスが必要だ!ということで、急いでマイクを握ったのです。

 米国から今後、TPP以上の農産物輸入やホルムズ海峡「有志連合」への参加など求められるでしょう。消費税増税も実施されれば影響も心配されるし、このうえ改憲まで突き進もうものなら矛盾は大きくなります。安倍政権は反動的・強権的に突破することに傾くでしょう。

 そうは簡単に進まない結果が出ているんです。北海道選挙区は申し訳ない結果でしたが、くらしや平和に背いている政治は、必ず行き詰まる。日本共産党は元気に、そして市民と野党の共闘を強めることを誠実にがんばらなきゃ。もちろん私も、その一翼を担っていきたい。

 今日も激励を受けて、各地の奮闘を聞いてありがたいと思いました。「(お隣の後援会員さんを紹介しながら)13人に広げてくれたんだよ」「初めて夫に演説を聞いてもらって感激してくれていた」などなど、コツコツと広げてくださったことがよくわかりました。

 大きな変化の前夜にいる、という感覚があります。あとは具体化を急ぐだけ。いろいろ知恵もめぐらせてがんばりたい。

 【今日の句】子どもらが笑顔だ そうか夏休み
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畠山和也
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