昼は道原発連でシール投票など宣伝、夜は道庁前の反原発抗議行動へ。あいさつまわりを合間にはさみ、ようやく少し落ち着いてきた感じです。
シール投票板を持っていると「あら、見た顔と思ったら、はたやまさんだっけ? 私、入れたのよ」と女性の方から声をかけられました。「原発はやめようと呼びかけているんですよ」と話すと、「若いんだからがんばってよ!」との激励も。ありがたいです。
今日から札幌の小中学校は夏休みということもあって、子どもたちの姿も目につきました。私からのスピーチも「くらしに欠かせない電気ですが、夏休みの間に家で『どうやって電気はつくられるか』を話題にしてはどうでしょうか。いま北海道では、原発なしで電力はまかなわれています」と、原発の問題点の強調にとどめない話をしました。
ふだんの生活では、原発のことを考える機会などほとんどないと思います。そういう方へ届く発信をしなければと痛感しています。いろいろ模索です。
道庁前のスピーチでも、同じような話をしました。こう考えたのは、私の子どもとの会話がきっかけです。小2の子が「日本でいちばん偉いのは安倍首相なんでしょ」と聞くので、私から「安倍首相じゃなくて●●(子どもの名前)とか1人1人、国民みんなだよ。選挙で安倍首相を辞めさせることもできるんだから」と話すとポカンとしていました。首相や国会議員が「偉い人」という感覚って、大人にもあるんじゃないのかな。
政治は別の世界のものでなく、目の前の現実と地続きのもの。そして変えられるのは国民の声であり1票であり。だからこそ「政治は遠いもの」「あきらめている」「関係ない」という人に届く言葉と発信、行動をしていきたいのです。
年金が少なくて困っているけど、どう節約するかに精いっぱいで苦しさを声に出せない方がいます。奨学金の返済に苦しんでいるけど「自分で選んだ道だから」と自分を納得させている青年もいます。「何かおかしい」と感じながら、胸の内に収めている方もいるはずです。あきらめることなく、手をつないで変えていきましょう!
【今日の句】夏休み初日に 宿題1ページ