苦境に負けない

  中小零細業所や自営業者の強い味方として、会員が増えている北海道商工団体連合会(北商連)。新年決起集会で連帯のあいさつをさせていただきました。毎年おこなう集会は全道からの参加で交流もしますが、今年はオンラインを用いて会場は限定入場。少し残念な思いはしつつ、強い思いは例年以上に感じました。

 コロナ禍での打撃も約1年となり、切迫した状況はさらに強まっています。それなのに持続化給付金も家賃支援給付金も、今月15日で打ち切りに。それどころか政府の成長戦略会議には「日本の中小企業数は今の半分でいい」と公言する企業家が、メンバーになっています。今は苦境の業者を支援することこそ優先すべきではないのか。

 そのなかで北商連は、どの業者の相談もしっかり受け止めて申請の支援や、行政への要請をくりかえしてきました。会員が増えてきたのは、その揺るがぬ姿勢への信頼があるはずです。食堂の子として育った私も、経営することと家族を守っていくことの大変さは身をもって実感してきました。もはや自己責任ではどうにもならないコロナ禍で北商連に信頼が寄せられている事実を、政府が重く受け止めるべきです。

 思い出すのは昨年4月。コロナ禍で延期していた集団確定申告と重税反対集会に取り組んだ、札幌北部民商でのシュプレヒコールです。税務署までデモ行進しながら「不要不急の外出を控えるよう言われていますが、私たちの行動は必要緊急です」との一節から、苦境に負けないとの強い意志が伝わってきました。日本共産党もがんばらなければと痛感した、そんなエピソードを交えて、今日は私から連帯のあいさつをおこないました。

 昨年11月時点でのアンケートには苦境の声がびっしり。「続けていけないので廃業を考えているが、本心はやめたくない」「収益がゼロに近い」「正社員で雇用していた2名を泣く泣く解雇」「魚貝の値段が半分になった」‥‥この悲鳴を菅首相は受け止めよ!

 新年会などがないために、党内の地区委員会総会などでもあいさつにまわっています。昨日のオンライン演説会も話題になりました。ご覧になっていない方は、日本共産党 You Tube から見ることができるので、ぜひご覧になってください。

 【今日の句】突き放す よりも連帯 政治こそ

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畠山和也
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