答弁は一般論ばかり

 今日は、たまっていた原稿・メッセージなどの作業日。志位委員長による代表質問も放送されて、コロナ対策や東京五輪での踏み込んだ提起に思わず聞き入りました。それにしても菅首相の答弁ぶりは、志位委員長に対してだけでなく誰にでも覇気を感じられません。そう感じるのは私だけでしょうか。答弁時間も短く、一般論ばかりです。

 東京五輪について中止を求めたことは、党として初めてではないかと思います。▼ワクチン接種や練習環境などでアスリート間の格差が生まれないようにすることができるのか、▼熱中症対策だけでも多くの医療者を必要とし、コロナ対策も含めて体制をつくれば、日常医療に支障が出ないのか、▼今は国際社会と協調してコロナ感染拡大防止に尽力すること-ーが主な論点でした。

 それに対して菅首相は「影響が出ないようにします」という主旨の答弁ばかりで、その具体性などは示されませんでした。本当に開催したいなら詳細に説明すべきでしょうが、結局は精神論や希望論を語るばかりというのが現状です。これでは国民だって納得しないし、アスリートだって落ち着かないことでしょう。政治の信頼が問われています。

 明日は午後1時30分から、参議院本会議にて小池書記局長が質問に立ちます。テレビ・ラジオで見られない(聞けない)方は、後から衆議院・参議院ともインターネットで視聴できますので、ぜひお聞きになってください。

 衆議院 https://www.shugiintv.go.jp/jp/

 参議院 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 【今日の句】具体性なしに 五輪は開けるか

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畠山和也
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