被災者支援に尽力

 福島・宮城を中心に襲った昨夜の地震は、被害の状況が明らかになってきました。日本共産党は対策本部を設置して、情報収集などを始めています。私事ですが、石巻市に住む両親や妹などに連絡が取れて一安心。北海道での支援も、できることを取り組みたい。

 対策本部は小池晃書記局長を本部長に、高橋千鶴子衆議院議員が事務局長、本部員には紙智子・岩渕友の両参議院議員、田村貴昭衆議院議員という構成。東日本大震災や熊本地震、胆振東部地震などで尽力してきたメンバーです。頼りになる各地の地方議員と力をあわせられるのは、日本共産党の強みです。

 コロナ下ということもあり、避難所にはテントが設けられたようです。これまで感染症防止はもとよりプライバシーもなかった避難所から見れば前進ですが、すでに欧州などでは当たり前のことが何年もかかって追いついたということです。今後は住宅支援が大きな課題になるでしょうから、被災者生活再建支援法を改定して支援金の引き上げをと、いっしょに世論を広げたい。

 札幌にいても長く揺れて、この感覚は東日本大震災の時のようだとドキリとしました。人間にとっては長い10年でも、大自然から見れば短い期間での余震なのですね。北海道でも高い確率で千島海溝などでの大地震が予測されているだけに、防災・減災の具体化は引き続く課題です。あわせて、やっぱり原発はやめた方がいいと、あらためて訴えてもいきたい。

 子育て支援にかかわるオンライン会議に参加し、現状や思いをうかがいました。ただでさえ子育ては女性が負うものという風潮や労働環境などが根強い日本社会のもと、コロナ禍でその矛盾がさらに激しくなりました。国の制度をあらためること、社会の変化をつくること、そのための運動などがテーマとなりました。

 私自身も出張などが多く、現職時代はもちろん東京にいたわけで、連れ合いには負担をかけっぱなしでした。後ろめたい気持ちを抱えつつ、政治を変えていく責任はしっかり果たしていきたい。だからこそ家族との話し合いも引き続き大事にしていかなければ。

 【今日の句】苦しみに 寄り添う政治へ つくづくと
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畠山和也
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