そろって国会へ

 くりかえし東北地方での強い地震で、実際の被害とともに不安を感じている人も多いのではないでしょうか。石巻市の両親の家に被害はありませんでしたが、津波注意報が出たときには心配もしました。10年前を思い出してしまうのです。

 私が住んでいた時も地震は多く、1978年の宮城県沖地震は小学生ながらに生きた心地がしませんでした。あれより大きい東日本大震災だなんて、どれだけの揺れだったのかとぞっとします。まずは今夜、大きな被害がないことと安心して眠れるようにと願うばかりです。

 今日は総選挙勝利に向けて札幌市白石区・厚別区での党の会議。3区・伊藤りち子、5区・橋本みかの両予定候補とそろって決意表明もし、会場からも「がんばろう」と声がかかり、多くの激励もいただきました。励みになります。

 伊藤さんからも橋本さんからも「野党連合政権の実現には、日本共産党の前進が絶対に必要です」と、力が込もったあいさつがありました。国民の立場に立って本気で政治を変えるなら、日本共産党の議席が増えてこそ。すぐに国会で働くことができる即戦力で、熱い気持ちで奮闘している伊藤さん・橋本さんも、いっしょに国政の場で働かせてほしいのです。

 私も道内をまわっての変化など報告しながら、前回わずかの差で議席を失った痛恨の思いはくりかえさない決意を述べました。白石区は亡くなられた児玉健次さんを支えた地域だけに、児玉さんの遺志を継ぐ議席としても取り返したい。情勢がどうなろうとも底力を発揮してくださるのは、やっぱり仲間のみなさんなのです。

 さて、北海道でもコロナ変異株が確認されてきたことで、札幌市は原則として新たな陽性者の変異ウイルス検査をおこなうと発表しました。一方で東京は4月上旬までに25%をめざすとしていて、各自治体の努力は必要ですが、国として予算や検査に必要な試薬を十分に提供することこそ重要です。医師会も全数検査を求めているし、感染拡大防止にはワクチン接種とともに検査体制の拡充を「車の両輪」とするべきです。

 しかし、緊急事態宣言を解除する政府の姿勢には疑問だらけ。「解除は今週しかない。延長したら感染者が増えて解除できなくなるかもしれない」。日経新聞が閣僚の1人の声だとして報じたのを読み、要は「お手上げ」なのかと思いました。五輪の聖火リレーが来週に始まることに合わせた解除なのかとも疑われます。国民の命を守るという熱意が、どうしても伝わってきません。

 先日、立憲民主党と日本共産党で「持続化給付金再支給法案」を、衆議院に提出しています。命とくらし、商売や雇用を守れとの声を、北海道からも大きくしていきたい。

 【今日の句】お手上げと 言うなら政権 交代を

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畠山和也
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