あきらめずに前へ

 朝の定例宣伝を終えて札幌市白石区へ。「ずっと共産党を応援してましたよ」という方との出会いもあれば、率直に今の政治にあきらめ気味の方も。それでも話を最後まで聞いてくれたのは希望を見出したいからだと思い、粘り強く意見を交わすことの大切さを実感しました。

 その方曰く「自民党はじゅうぶん議席もあるのに、もっと議席が必要なのかい」。今でさえ後手後手のコロナ対策で国民が苦しんでいるのに、さらに自民党が議席を増やしたらどんなことになってしまうのか、とのことのようです。しかし野党もフラフラしているしと言い、「共産党も伸びたと思ったら、畠山さん、すぐ落ちちゃったじゃない」と言われると返す言葉もなし。そのうちに生活も苦しくなっていくし、政治に目を向ける余裕や気持ちがなくなってきたと言うのです。

 全体的に投票率が下がり気味なのは、こういう方が増えていることもあると思います。政治家の堕落や腐敗は目につく一方で、目の前の生活に精一杯ゆえに、いっそう政治家は遠い存在と思われていると感じるのです。自戒を込めつつ、私から「今度の選挙で必ず議席を回復しますから」と話すと、目を向けて聞いてくれていたのが心に残りました。

 政治家は話すのが仕事のように思われがちですが、立場が違う人からも含めて話を聞くことこそ大事だと思っています。だからこそ菅首相が野党の質問にまともに向き合わず、安倍前首相にいたっては平気でうそをつくようでは、ますます政治家が国民から遠い存在となってしまうのも当然です。政権交代で民主主義の回復を。つくづく感じました。

 【今日の句】明日にでも 政権交代 したいほど

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畠山和也
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