大丈夫と言えるよう

 紙智子参議院議員や党道委員会勤務員のみなさんと、豪雨・土石流災害への救援募金を呼びかけました。振込先はこちらになります。これまでも各地へ義援金として届けてきました。胆振東部地震の際にも、全国から寄せられた募金を私が被災地へお届けしました。

 企業・団体献金を受け取っていない日本共産党だからこそ、こういう時には信頼して委ねてくださる方がいます。私は次の行動があり途中で抜けたのですが、多くの方がご協力くださったと聞きました。どこでも自然災害が起こりうるだけに、このような支え合いの大切さを痛感します。同時に、被災者支援の拡充を政府へくりかえし求めていきたい。これから住宅再建や生活支援が中心的課題になると思いますが、個人の力だけでは前へ進めないこともあるのです。

 同時刻でおこなっていた憲法共同センターの「9の日」行動に駆けつけると、「首相に言いたいこと」のアンケート真っ最中。これも後で聞いたのですが、ズバリ「退職」とだけ書いた方がいたとか。早く菅首相を変えたいという思いが、ひしひしと伝わってきます。

 党道委員会で「オンラインつどい」をおこなうと、昨日の菅首相の記者会見にも不満の声が聞かれました。「明日にでも選挙をして政権交代したいくらい。畠山さんにも、何としてもがんばってもらわないと」と、熱い激励もいただき本当にありがたい。一方で東京都議選の投票率が低かったように、あきらめている方もいるに違いありません。変えられる展望を、わかりやすく伝えていかなければ。

 伊藤りち子小選挙区3区予定候補(比例重複)・村上仁札幌市議団長と、札幌市への要請もおこないました。内容はワクチン接種の見通しを示すこととともに、DV被害者やホームレスが居住地で接種券を申請する際の特段の対応をすること。急に滞ることになったワクチンは、もともとは国が供給見通しを示していない無責任さが問題ですが、正確・正直な情報こそ必要です。

 ホームレスの接種については「支援団体の協力があれば進められる」とし、DV被害者に関しても、いろいろと議論したのですが「紋切り型にはせず、現実に即したかたちで対応をしたい」との回答に落ち着きました。DV被害で命からがら避難してきた方は、住んでいた町の自治体へ連絡すること自体が大きな精神的・身体的負担になります。自分の所在地が知られることの怖さに、寄り添った対応が必要なのです。

 公務員には守秘義務がありますから、DV加害者が公務員である場合以外は情報が伝わることはないと言うのですが、厚労省も必ずしも住民票がある市町村への申請は必須としていないことを、国会でも確認済みです。あわせて厚労省のQ&Aにも、さらなる改善が必要かもしれないことがわかり、引き続き取り組んでいかなければ。困っている方に「大丈夫」と言えるよう、私自身も勉強の毎日です。

 【今日の句】また今日も 総理の情が 見えぬまま

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畠山和也
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