歴史に学んでこそ未来につながる

 急に秋のような涼しさになって、街頭演説も楽になります。松前町・福島町をまわると、車から手を振ってくれる方が何と多いこと。励みになります。

 北海道唯一の城下町・松前町、千代の山・千代の富士という2人の横綱を輩出した福島町。北海道最南端の町々だけに、歴史的にも本州との結びつきが強い地域でもあります。とはいえ松前は先住民族であるアイヌの人々の地であったことを、町のホームページには記されているのです。

 松前藩が成り立つ契機になったのが、1457年のコシャマインの戦いでした。和人の鍛冶屋が小刀を注文したアイヌと口論になり、鍛冶屋がアイヌを刺殺したことがきっかけに、首領コシャマインを中心に和人へ蜂起したのでした。この戦いは武田信広がコシャマイン父子を弓で射殺したことをもって治められ、その後は松前が当時の蝦夷地経営の拠点とされたのです。あらためてアイヌ民族の痛みを、胸に刻んでおきたい。

 わが家の小学生の子も、今日は学童保育でウポポイに行ってきたそうです。どれだけ学べてきたのかはわかりませんが、これも1つのきっかけに、くりかえしアイヌと和人との歴史を学んでほしい。歴史に学ぶことは、よりよい未来をつくることにつながるからです。

 ともかく各地で元気をもらった道南キャラバン。明日は健康診断のため自宅へ戻りましたが、いつもながら診断前夜は自分の健康管理を反省するばかりです。

 【今日の句】でも私 今日も回した 扇風機

PR
畠山和也
PR
はたやま和也をフォローする
政治家ブログまとめ