やっぱり「原則自宅療養」は撤回を

 夏の陽射しが戻ったような十勝地方。池田町から中札内村・更別村・幕別町忠類・大樹町・広尾町へ、十勝らしい広大な畑を見ながら街頭演説にまわりました。

 今日は私の誕生日ということもあり、お土産や差し入れなどもいただいて本当にありがたい限りです。半世紀も生きたという実感も湧いてこないし、今は目の前の課題に精一杯の日々。激励とあわせたお祝いメッセージなどをいただき、このブログ上でも感謝を申し上げます。健康に気をつけながら、また1年がんばりたい。

 池田町・窪田豊満町議、幕別町・荒貴賀町議、大樹町・志民和義町議、広尾町・旗手恵子と前崎茂の両町議との街頭演説や「つどい」に、駆けつけてくださった党員・後援会員さんから「私たちもがんばるからね」との言葉もありがたい。この連帯の力こそ日本共産党の強みだと実感です。

 政府による感染者の「原則自宅療養」方針は、十勝地方でも不安の声が広がっています。先月末は自宅療養者がゼロだったのに、今月18日には91人にまで膨らんでいます。もちろん患者数全体が増えてはいるのですが、宿泊療養者数が37人で、確保したとされる120室から見れば余裕があります。「91人」が「原則自宅療養」の反映であるなら、今後が心配になります。撤回の声を大きくしていかないと。

 加えて、広い十勝地方なのに保健所は1ヵ所のみ。十勝地域の面積は10831.62km²で岐阜県より少し大きく、各自治体に関係機関はあるものの、さまざまな判断は保健所でおこなうことを考えると拡充が必要ではないのか。検体を運ぶのに時間がかかりPCR検査の判定にも時間がかかっていたことからも、その必要性は昨年からも指摘してきたのです。

 そのPCR検査も、十勝地域では3月に7500件ほどおこなっていたのに、今月は3分の1ほどの約2500件。陽性率も9%ほどですから、さらに検査が必要な実態と思われます。ワクチン頼みでなく、じゅうぶんな検査や補償をおこなわないと抑えられないことは十勝の現実から見ても明らかです。

 池田町の地域医療センターも、広尾町の国保病院も、政府による公立・公的病院の再編・統合リストで名指しもされていました。公立・公的病院の重要性はコロナ禍で明らかになったのに、いまだ政府は再編・統合方針も撤回していません。地方に住むなと言わんばかりの菅政権を、今度の総選挙で必ず代えようと街頭でも強調しました。まさに命を守るための総選挙。私も力を尽くしたい。

 【今日の句】日暮れには 重なるように 秋の風

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畠山和也
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