勝手な低空飛行を許していいのか

 参院選後すぐに始まる余市町・仁木町の町議選。今日は予定候補そろって余市町での演説会に、岩渕友参議院議員も駆けつけました。

 あいにくの雨でしたが余市・仁木町内はもちろん、倶知安町や岩内町、寿都町に黒松内町からも足を運んでくださる方も。余市町の現職3町議(中谷しげとし、あぐ荘一郎、おおもつ翔)と仁木町の上村智恵子町議が再選めざし、あいさつと決意表明をすると激励の拍手が響きました。

 上村町議が紹介してくださいましたが、昨年の胆振東部地震の前日には台風による被害も発生して、紙智子参議院議員と連携るすなかで国が農業用ハウスへの9割補助をおこなうことともなりました。この連係こそ日本共産党の誇れる力です。参議院選挙で躍進した力で、余市町・仁木町でも再選に向けて力を貸してほしいと私も訴えました。

 私は、さらに後志管内にかかわる2つの重要問題に触れました。1つは、ニセコ町や蘭越町の上空を米戦闘機が低空飛行していた件。学校上空も飛んだだけに、何かのためにと校庭にいた児童を避難させてもいたのです。米側に事実を確認する気があるのか、疑うような防衛局の回答が本当に情けない。

 米国本土では許されていない低空飛行が、なぜ日本ではできるのか。欧州などでは厳しく自国の規制を米側に要求するのに、なぜ日本はできないのか。これで憲法9条を変えたら、まさに米国と協力した軍事国家となりはしないのか。ストップさせるためには日本共産党の議席が必要だと、私から強調しました。

 もう1つの重要問題が、新幹線の札幌延伸にともなう函館本線の経営分離について。通称「山線」とも呼ばれる本線は通学や観光にとって必要なだけに、維持するための住民運動も盛んです。バス転換した場合の通学定期代が、3万円も跳ね上がる可能性があるとの会の告発も紹介して、そもそも公共交通は国が維持する責任があることや、住民同意なく分離することをやめようと述べました。

 泊原発については岩渕議員が触れて、福島での事故で故郷を失った方の現実も紹介しながら、原発ゼロへ力を合わせようと呼びかけました。熱心に聞いてくださったなかで、原発の部分はやっぱり拍手も大きかったような気がします。

 演説会の前後で、札幌東区や小樽市での「党と後援会の総決起集会」に足を運んであいさつ。札幌へ戻って政見放送の録画についても打ち合わせ。これまではスタジオで収録でしたが、法改定があり持ち込みが可能となりました。スタジオ収録は基本的に原稿を見ないで、ほぼ1・2回だけで完璧に終わらせなければいけないだけに、何日も独自に準備していたものです。

 今回は持ち込みとなったこともあり、明日に時間を割いてカメラに向かって訴えます。撮り直しが聞くとはいえ、通して政見を訴えることに違いはありません。これから原稿を頭に入れる作業です。演説とは構成や言い回しが違うため、これがなかなか大変です。しかも明日は午後から旭川市での演説会も。う~ん。そういえば、別に書くべき原稿もあった‥‥。

 今週から来週が、このような準備などの大きな山場。全道へ、私ひとりでは広げることができません。お力をお貸しください!

 【今日の句】米国に どうして言えない 情けない
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畠山和也
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