1年という時間の重み

 今日は紙智子参議院議員と、胆振東部地震厚真町追悼式へ。多くの方がセンターに集まり、亡くなられた37人の犠牲者を悼みました。

 あらためて心からのお悔やみと、お見舞いを申し上げます。

 山腹の崩壊や、町内の至る所に亀裂が入った現実を目にした1年前。今後の復興の大変さを思うと、暗い気持ちになりました。しかし住民のみなさんが協力しあい、自治体職員をはじめ関係機関の尽力があり、日本共産党も地方議員を先頭にした支援を続けてきた1年間。追悼式で黙とうしながら、その時々を思い出しました。

 宮坂尚市朗町長から「悲しい町では終わらせない決意」という言葉を用いて、今後の復興へ前を向きました。地震から3日目に町長さんとお会いした時の、「昨夜まで食卓をともにしていた方が」と話し絶句された姿を思い出します。町民とともに大変なご苦労を分かち合われてきた1年間だったことを思うと、私も復興の力になれるように決意も新たにしました。

 遺族を代表して述べた早坂信一さんは、ご両親を亡くされました。この1年半は母親の介護をしてきた早坂さんは「買い物に行って『これは買わなくていいのか』と思うたびに涙目になる」「しかし亡くなった人たちは、私たちの泣いている姿を見たくないはず。笑顔で毎日を過ごしていく」と述べました。この1年間の毎日を思うと、胸がいっぱいになりました。

 追悼式に先立ち、山腹崩壊の被害が大きかった吉野地域にも行きました。法面工事が進んでいるところと、まだ被害家屋が残っているところなど、まだまだ復興はこれからという現実が目に飛び込んできます。紙議員と花を手向け、ここでも犠牲になられた方々を悼みました。

 この間の訪問・懇談で、いろんな復興の課題も聞いてきました。国会議員や各地方議会議員と連携して、少しでも前へ進めるように力を尽くさねば。この1年、現場の声を聞いてきた私の責務だと思っています。

 【今日の句】つながれた 命支える 政治へと
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畠山和也
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