公示前最終日は日高管内へ。「必ず勝とう」など次々と声がかかり、商店から出てきた店主さんからも「がんばって」と激励をいただきました。明日からも力いっぱい「比例は日本共産党」と訴えていきます。
地方切り捨ての自公政治に、とりわけ日高管内は苦しめられてきました。JR日高本線は廃線とされ、日高町立門別国保病院や新ひだか町の2町立病院は再編・統合を迫られ、まるで日高に住むなと言わんばかり。
新自由主義の政治を何としても終わらせて、どの町でも安心してくらせるような土台づくりをしていきたい。嬉しいことに、浦河町役場前での演説には池田拓町長も出てきて聞いてくださいました。
車から手を振ってくださる方の姿も多い。同行してくださった地方議員のみなさんと、住民との結びつきの強さが伝わってくるのです。
日高本線の維持・存続の訴えにJR北海道へ要請に行ったり、大雪による農業用ハウス倒壊の現場へ調査に行ったり、胆振東部地震の被害現場を駆けまわったりと、いっしょに活動した4年間を思い出しました。苦難あるところ日本共産党あり、なのです。
今日も街頭演説の合間に、日高中央漁協へ立ち寄り赤潮被害の状況をうかがいました。ウニやツブ、ミズダコは全滅状態、低温にも強いプランクトンなので「年内まで被害が出るのかと不安です」と小松伸美専務さん。
これほどの被害は過去に例がありません。「高齢の漁業者の意欲がそがれて、後継者もないまま漁師をやめるとなれば日高漁業は成り立たなくなってしまう」との強い危機感に、しっかり国へ反映していきたいと私も応じました。
農林漁業・食料生産は命の土台であって、他国では10年・20年と続けられるだけの所得補償や価格保障をおこなっています。しかし日本は、ここでも生産者への自己責任。米価暴落だって政府は保管経費の補助で済まそうとしていますが、市場から隔離するような政府の買い取りがなければ価格政策とはならないのです。
これまでの自公政治は行きづまっています。必ず政権交代へ。まわりの方にも「比例は日本共産党」と、お広げください。
【今日の句】食料を 粗末にする国 未来なし