15日、立憲民主党奈良県総支部連合会が発足し、奈良市内で結成大会を開催しました。
◆奈良県連代表に就任
奈良県連には国会議員1人、地方議員13人の現職14人が参加し、私が唯一の国会議員として、代表に就任いたしました。3年前、私たちは自ら、党を解党し、結果として四分五裂の状態を作り、更なる一強多弱の政治状況を継続させてしまいました。7年8ヶ月間の安倍政権の、後半4割にも及ぶ期間を、私たちは自らの瓦解により、何でもありの状況を許してきてしまったのでした。
以来、私は申し上げ続けてきましたが、あの分裂劇は、与党の工作でも何でもなく、ましてや有権者の皆さんや地方議員でもない、私たち国会議員自身の手によるものであり、20年に及んで創り上げてきた組織を崩壊させたその行為は、まさに万死に値します。
私自身も、落選という政治家としての「死」に向き合うこととなりました。そして、そのような状況の中で、私は、有権者や地方議員の仲間達に対しての責任の取り方は、分裂させた私たち国会議員自身の手によってバラバラになった野党をまとめ上げる以外にない!と訴え続け、そのための行動をとり続けてきました。ようやく、新党として合流により、151名の野党第一党ができ、その地方組織を作ることができました。
振り返れば、私は民主党結党の98年に入党し、99年に公認候補となって以来、20年近く民主党と共に歩んで参りました。2期目から県連代表を担い、政権交代時には国会議員7名、地方議員44名を擁する県内最大勢力にまで築き上げ、私の県内における勢力拡大の政治的役割は一定程度終わった、と思ったものでしたが、再び、新たな党を立ち上げての、イチからの出発となります。
現職議員14名による小さな組織が、再び、県内で最大勢力となれるよう、一丸となって取り組んでいきたいと思っています。
◆選挙を戦い抜く組織作り
新たなスタートを切った県連ですが、選挙を戦い抜く体制を急ピッチで作り上げなければなりません。衆院総選挙は年始早々も想定され、遅くとも1年以内に確実に行われます。奈良1区は私が、2区は猪奥美里県議が候補者として決定していますが、3区候補者は未定です。1人でも多くの議員を作り勢力を拡大させていくのが政党の使命である以上、魅力ある候補の擁立が大前提になります。
また、県内基盤の強化のためには今後の地方選、首長選での候補者擁立、当選も重要となります。2月7日に投開票とされる、橿原市議会議員選挙を初陣として、香芝市議選、奈良市長選、奈良市議選、と目白押しです。県連としては、公認・推薦・支持候補予定者の擁立と全員当選に向け、総力を挙げて取り組みます。
国家ありき、ではない、国民の生活に寄り添い、密着した課題の解決に向けた政策を掲げて、参ります。
スタッフ日記 「タイミングがわからない」
レジ袋の完全有料化が始まって4ヶ月が経ち、コンビニにマイバックを持って行く光景も当たり前になってきました。しかし私は「買った物を袋に入れるタイミング」、これがいまだにわかりかねています。
スーパーには袋詰め用の机が用意されているので、これまでさほど気にしてきませんでしたが、コンビニの場合はレジカウンターで物を詰めなくてはならないので話が別です。支払いが済んだ後にようやく商品が自分のものになるわけですから、袋詰めも支払い後、というのが本来でしょう。ただ、1~2点ならまだしも、例えば大量に物を買ったとき、そして後ろに人が並んでいるとき、お店の迷惑、他人の迷惑を考えると焦る気持ちが否応なしに押し寄せます。かといって、支払い前、まだ店員さんがレジを打っているのに商品に手をかけるのはなんだか後ろめたい気がします。
そんなことをこの4ヶ月つらつらと考え、戸惑ってきました。皆さんはどうなさっているのでしょうか?
そういえば買いづらくなったものもあります。例えばおでん。さすがにマイバックの中でこぼれたら大変なので、こればかりは単独でレジ袋に入れてもらわねばなりませんが、有料だと思うと何だかもったいなくて手が出しづらいのです。
それから意外な盲点がしじみの味噌汁でした。できれば袋で包んで捨てたい物の筆頭ですが、肝心の袋がないとなると、小さな貝殻の扱いに困ります。一度、仕事中のランチに買ってきてしまい難儀したのでそれ以来ご無沙汰です。
新しい生活様式に新しい買い物ルール。そのうち順応できればいいなあ…。(シズ)
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