10連休が始まった。「国民の祝日に関する法律(祝日法)」、第3条の3で、「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日(「国民の祝日」でない日に限る)は、休日とする」と規定されているため、 4月29日(月)(昭和の日)と5月1日(水)の間の4月30日(火)、5月1日と5月3日(金)(憲法記念日)の間の5月2日(木)が休日になるからである。 このように、祝日に挟まれた日を休日とすることは、1985年12月27日の改正で決まった。 また、祝日法第3条の2項では、祝日が日曜日に当たるときには、翌日を振替休日とすることが規定してある。また、祝日の日も、粗製濫造とは言いたくないが、増えている。 要するに、これまでは政府・国会は、国民の祝日を増やしていく方針を貫いてきた。一般的に言えば、休日が増えれば国民は喜ぶし、反対する者がほとんどいないので、政治家の人気取り政策としては最高である。 しかし、今回の10連休については、時事通信世論調査によれば、4割が「うれしくない」と答えている。 休日について、私は次のように考えている。 第一は、思いつくままに祝日を増やすのを止めて、むしろ減らす方向にしたらどうか。祝日は15日もあり、これに振替休日など続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』