本日は帝人ソレイユ株式会社取締役統括マネージャー鈴木さんに農福連携の現場(『我孫子農場ポレポレファーム』)をご案内いただき、課題と今後の展望等について同じ会派の谷田川県議とともに意見交換させていただきました。
同社は障害者を積極的に雇用して、贈答用の胡蝶蘭や有機野菜、食用バラの生産と販売を行っており、胡蝶蘭のフラワーアレンジメントは、我孫子市のふるさと納税返礼品に選ばれています。
https://www.teijin-soleil.com/
私はお邪魔するのは2回目でして、1回目の視察時の様子はYOUTUBEに掲載しております⇓
今回は実際にハンディキャップのあるメンバーの皆様がそれぞれの持ち場で働いているところも拝見させていただきました。
障がいの特性は生産過程において欠かせないスキルだと感じました。細かい作業が得意であったり、忍耐強さや器用さ、小さなことが気になることなどがプラスに働いており、適材適所の持ち場で丁寧な作業風景を目の当たりにしました。
その人それぞれの障害の特性に合わせて作業を分けているのが特徴で、みなさん無理なく楽しく働いていました
我孫子農場ポレポレファームはノウフクアワード2021でも受賞され、NHK等でもその取り組みが報道されております。
こちらは福祉事業所でも農家でもない自力で稼ぐ民間会社です。そのため、黒字化を目指すのは当たり前。
クオリティの高い胡蝶蘭を生産し、付加価値を創出することが大切。
農薬や化学肥料を使わないオーガニック野菜も常に10種類以上栽培し、販売しております。
久しぶりにエディブルフラワーの香りを堪能させていただきました。
まだまだ農家の皆様には認知度の低い「農福連携」ですが、国が積極的に推進しており、そのメリットや手法を伝えていくには自治体のフォローが必要不可欠です。
千葉県としてどういう形で農福連携に取り組むべきか、改めて勉強になりました。